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移動式養鶏というグッドアイデアで鶏も喜ぶ

このところドイツでは養豚や養鶏のありかたの話題が多いです。動物性の食物は一切食べないヴィーガンの人たちが増えたせいかな?


ドイツの移動式養鶏はいいアイデアだなあと感心しています。毎日、車のついた鶏小屋自体を野原に引いてきて(野原の周囲はネットで囲ってある)、そこに鶏を放すのです。鶏たちは自由に歩き回り、土をほじり、砂浴びをし、そして薄暗くなるころには小屋に戻ってきます。車付きの小屋はいわゆる「寝室専用」といったところでしょうか。

この方式だと、鶏は農場や養鶏場の限られた空間に閉じ込められることがありません。何段も重なったオリに閉じ込める養鶏は、数年前、禁止になりました。平飼いが常識となったのですが、実際は同じ平飼いといっても、ピンからキリまであるようです。一般に、有機の、値段が高いタマゴや鶏肉は、広々とした畑や野原での放し飼い。つまり本当の地鶏のもの。出処がはっきりしているので、インターネットで、どのような飼い方をしているか消費者は確認することができます。

半年前、特別のエサを与えて、産ませた「健康的で美味しいタマゴ」をNHKで紹介していました。しかし、その養鶏場は従来の段々式になった狭いオリでした。

保護施設から犬を引き取る時にするべきこと

今日の新聞に、保護施設から犬を引き取る場合の注意事項が紹介されていました。
ドイツの動物保護施設で犬を引き取るのは、実はそう簡単ではないのです。本当にその犬と相性が合うのか、施設側も希望者も見極める必要があります。
この犬を引き取りたい、と思ったら、まず散歩に連れ出します。そして、数回通って、犬と仲良しになる。散歩に行く。家に連れて行って犬の反応を見る。

そこまでしないと、犬が新しい飼い主と相性がいいのかどうかわかりません。
晴れてお目当ての犬を譲り受けることが決まったら、200~400ユーロ支払います。施設によって金額は異なります。これには予防注射代や、オス犬の去勢代金も含まれていることがあります。そして、施設で食べていたエサを分けてもらい、徐々に家で与えるエサに慣れさせます。

ドイツの考え方を見ていると、「人間は犬の立場になって考えている」という気がします。犬の幸せは(そして、すべての家畜動物の幸せも)人間がどう振る舞うか、によって決まるのです。

ヴィーガンになりたいけど

みなさまはお肉やお魚を召し上がりますか。私はお魚中心の生活、たまに鶏肉をいただきます。

でも心の中では、本当はヴィーガンになりたいなあって思っています。ドイツでも若い人を中心に、乳製品も玉子も食べない、ベジタリアンより更に厳格なヴィーガンが増えているんですよ。今ではどのスーパーにも、ヴィーガンのコーナーが設けられているくらいです。大学の食堂ではヴィーガンやベジタリアンのメニューはもはや当然といった具合です。

私がヴィーガンになりたいと思うのは、現代の動物の飼育が家畜にとって不自然なケースが多いという理由からです。一生、土を知らない鶏たち、狭い畜舎で育つ牛、横になることさえできない豚、生まれたとたんにオスだからという理由で殺されるヒヨコたち、オスの牛は隔離され、陽の当たらぬ小屋で屠殺までの数ヶ月の命。

これでいいんだろうか?
人間はこんなこと、し続けていいんだろうか?

そんな疑問がいつも心の中に渦巻いていて、玉子を割るたびに、ヨーグルトのフタを開けるたびに、大きな疑問符が目の前に浮かび上がるのです。

オスのヒヨコに生まれたら

毎日、何気なく食べている玉子。
玉子を産むのは当然メスの鶏。
では、オスの鶏はどうなるんだろう? って考えたことありませんか。

ヒヨコは生まれたらすぐにオスとメスに鑑別されて、オスのヒヨコは即、殺処分されるってことご存知でしたか。

私自身、最近までそのことについて疑問視していませんでした。いや、正確に言うと、頭のどこかでは分かっていたような気もするけど、考えたくないことのひとつだったような気がします。

しかし、最近、ドイツではこの件がよく話題にのぼるようになりました。テレビで放映されるから、見たくないシーンもつい見てしまうのです。そして、玉子を食べるからには、玉子がどう生産されるかの事実を受け止めておくことがだいじだと思うようになりました。目を背けてはならないと反省しました。

オスのヒヨコは(ドイツでは)、電気で殺処分されてからシュレダーにかけられます。そのままの姿で、動物園の動物の餌になるヒヨコもいることは、動物園を見学したときに知りました。


一方、オスとして生を受けたが故に即殺処分ということは人道的でない、と見なす人も増えて来ています。そして、オスのヒヨコをそのように殺してしまうのではなく肉用に養う養鶏場も出現しました。

私はその養鶏場の玉子を買うようになりました。ちなみに数年前からドイツではオリに閉じ込めて飼うことは禁止になり、すべて平飼いです。しかし、狭い小屋に詰め込み式で飼う養鶏場もあって問題になっています。身動きできないオリよりはマシでしょうが。

鶏本来の姿。それは、地面を突っつき、虫や草や実を探す。私が子供のころに農家の庭先で普通に見ていた光景です。

その動物がその種らしく生きることを可能にする。たとえ、肉用に育てられる家畜、家禽であっても、です。家畜が生きているあいだ、苦痛を与えるような飼い方をしない。それこそが人間の役割だと思います。

安全な肉は高い

最近ドイツの新聞やテレビでよく話題になっていること:

それは、家畜の福祉。

食肉のために養われる牛や豚にも、苦痛を与えてはならないということです。そのためには、牛や豚に最も適した環境を人間が作ってあげなければなりません。

たとえば、牛は草をはむ動物です。穀物で育った一般の牛の乳には人に必要な栄養素が欠けています。単に柔らかい肉を得るために、又、できるだけ多くの乳を得るために、狭い牛舎に閉じ込められた牛たちはストレスのかたまりになっているでしょう。

コンクリートで床を固められた養豚場に詰め込まれた豚たちも哀れです。一生、土を踏むことさえないのです。唯一の「外に行くチャンス」は屠殺場に送られるときだけです。

牛や豚が放牧されて育てられた場合、鶏が放し飼いで砂浴びもでき、土中の虫をついばむことのできる環境で育てられた場合、その肉や卵は高くつくのは当然の結果です。

少々高くつくとしても、家畜のよりよい福祉のためにお金を払おう、という風潮が出てきていることは確かです。

高齢犬だけを斡旋する保護団体

保護施設に仔犬や幼犬が来ると、1,2日内に引き取り手が見つかりますが、10歳以上ともなると難しくなります。そもそも仔犬が保護団体に来ることはめったにないそうです。仔犬は引っ張りだこなのです。(だから東欧から仔犬をスシ詰めにして密輸する人が減りません。)

ドイツには10歳を超した犬専門に扱う団体があって、様々な犬種と雑種の高齢犬が新しいファミリーを待っています。先日は16歳雑種、という子がいました。近所の50代の女性は、13歳の大型雑種のむく犬を引き取りました。

天国に送り出すまでの間、たとえ一緒にいる期間が三ヶ月でも半年でも、地上での残された時間を安心して生きるチャンスを与えることができたら、と思います。

私も、再び犬を引き取るとしたら10歳以上を選ぶでしょう。自分の年齢も考慮に入れないとなりませんものね。

東欧から来た犬たち

最近は東欧から連れて来られた犬が本当に多くなりました。

これまである犬種にこだわって、ブリーダーから血統書付きの犬を買っていた人たちも、その犬が亡くなった後、次はティアハイムや愛護団体から譲り受けるというケースです。

近所には、ルーマニアから来た犬が何頭もいます。ルーマニアでは動物愛護意識がまだまだで、保護されている犬を撲殺したり、きちんと避妊手術を受けて再び放たれた犬たちが銃殺されたり、悲しい話が跡を絶ちません。

私が住んでいる町にも、ルーマニアの犬を救うグループがいくつかあります。

近所の人が飼っているルーマニア出身の犬たちは大型犬も小型犬も、おとなしく、やさしくて、こんな犬たちを殴り殺すという行為が理解できません。

私がテレビでたまたま見てしまった悲しい光景を思い出してしまいます。道で小型犬を殴り殺そうを棍棒を振り下ろす男、保護施設のはずである収容所で、おとなしい犬たちを引きずり出しては棍棒で撲殺する男たち。哀れな鳴き声が耳から離れません。(それは隠しカメラで撮影された映像でした。)

犬がプールで泳ぐ日

ドイツ人の友人から、「犬もプールに入れる日があるから行こう」と誘われ、私もワンコを連れて行って来ました。

実を言うと、「犬連れの人が数人、プールサイドで日光浴するんだろうな」程度に思っていました。ところが、びっくり。

入場料を払って領収証(?)のビニール袋(ウンチ袋)を受け取り、中に入ると、そこには犬の天国が展開していたんです。ほぼ絶句状態になった私。

こんなに大勢の犬を見たのは初めてでした。

スーイスーイと泳いでいる犬たち。まるでカワウソ! 
黒のラブラドルレトリバーはまさしくアザラシ。

プールサイドで愛犬を泳ぐようにうながしている人たち(犬より人のほうが積極的なケース)。

プールでいっしょに泳ぐ人と愛犬。

我が子(ワン子)を撮影しようと必死な人たち(ほぼ全員)。

飼い主がコーヒータイムしている間、広い緑地帯で走り回る犬たち。ジャーマンシェパードも、スタフォードシャーテリアも、ヨークシャーテリアも、プードルも、走る、走る。

あるとあらゆる犬種が集まっていました。もちろん雑種も。

プールは犬たちが入っても、水を飲んでもいいようにカルキを入れてないそうです。市の経営するこのプールに犬も泳げるのはたった一日だけなので、遠くからも犬を連れてやって来ます。

犬たちがキラキラと目を輝かせて愛する飼い主を見上げます。

私は思ったのでした。犬たちの天国って、きっとこの光景に似ているんだろうな、と。

ヒヨコの運命はいかに?

この欄では犬猫だけでなく、家畜動物一般についても情報をお知らせしたいと思っています。

「なんだ、ニワトリの話?」とお思いにならず、ペット以外の動物たちの命についても一緒に考えましょう。

ドイツでは今、ヒヨコの殺処分について論議を呼んでいます。

ここでも何度か書きましたが、多くの先進国で、オスのヒヨコは一日を待たずに殺されてしまいます。最近、テレビでよく、殺処分シーンが報道されます。私など、目をそらしてはならないとわかっていながらもやっぱり見るのが苦しくて、つい横を見てしまいます。

そして、玉子を買うときにそのシーンが頭に浮かびます。鶏肉を買うときにも。朝、目玉焼きを作るときにも。

オスのヒヨコを即、殺すのは人道に反する、しかし、オスのヒヨコを生かす方法は?

さらに多くの養鶏場が必要となります。ドイツではオリに閉じ込めて飼うことは法律で禁止されていますから、放し飼いということになりますが、それにはより広い土地が必要になります。ドイツで養うのがムリならば、東欧諸国のようなドイツより物価の安いところへ移送して養うことになるのでは?といった意見もあり、本当に難しい問題です。

今日、オスのヒヨコ殺処分に関する法律ができるかどうかの判定がなされることになっています。

その是非は数年来、ニュースになっていますが、いずれ、生まれたばかりのヒヨコの殺処分は法律で禁止されると思います。

しかし、オスのヒヨコも数ヶ月で精肉工場行きでしょう。
どちらが人道的か?という疑問は終わりそうにありません。

猫25匹置き去りにした人、名乗りでてくださいって、どうゆうこっちゃ?

本日のテレ朝、インターネットのニュースで次の記事をご覧になりましたか。

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千葉県市原市の動物病院に猫25匹が置き去りにされているのが見つかりました。

 27日午前7時ごろ、市原市の動物病院の倉庫の前に、ペットを持ち運ぶための大きさ50cmほどのバッグ3個が置かれているのを出勤した病院の関係者が見つけました。警察によりますと、バッグの中には子猫10匹を含む合わせて25匹の猫が入れられていました。いずれもけがなどはなく、元気だということです。病院によりますと、半年ほど前にも今回と同じバッグに複数の猫が入れられ、置き去りにされていました。警察は「一時的に猫を預かっているが、飼い主は早く名乗り出てほしい」と話しています。

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飼い主に、早く名乗りでてほしいそうです。

飼い主は、「ああ、うっかり置き忘れてまして、すみませ~ん!♪」とでも言いながら、頭かきかき、引き取りにやってくるとでも? 名乗り出てほしい、という発想がおめでたいというか、恐い。これって、ドイツだったら犯罪として扱われます。犯人に自首してくださいと呼びかけるのならまだわかるけど。日本では犯罪じゃないのですか?

哀れなのは捨てられた猫たちです。まずは保護施設に収容して、健康診断の後、予防注射と避妊去勢(←これだいじ!)を施し、ファミリーを探す。それが動物愛護先進国。

飼い主が頭かきかき、引き取りに来なかったらーーーー殺処分?

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