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天国で幸せに暮らす人たち、犬たち、猫たち・・・・・・

 先日、ポールのデモンストレーションに行ってきました。
 300席位ある会場はほぼ満員でした。ステージには花とグランドピアノがあります。ポールはデモンストレーションと呼ばれる「公開のコンタクト」を始める前にピアノを数曲弾くのです。もともと音楽家で、ピアノはプロ級。いい音楽は会場の「場のエネルギー」を高めるために効果があるのだそうです。(花も「場のエネルギー」を高めてくれるそうです。)
 そのあとポールは、「今日のコンタクトがうまくいきますように」と祈りの言葉を言い、全員が目を閉じて沈黙すること3分。ざわざわしていた会場が突然、人が消えてしまったかのように静まり返ります。
 次に、ポールがみんなをリラックスさせるためなのでしょうけど、1つか2つ楽しいジョークを披露します。これが結構面白く、後々も思い出し笑いしています。(実は、彼は普段でもユーモアがあって茶目っ気たっぷりな人なんですよ!)

 みんなが一笑いした後、いよいよ天国からのメッセージです。1時間という限られた時間の中で10人ほどにメッセージが伝えられます。これはポールが選ぶのではなく、霊の人たちが選ぶのです。だいたいにおいて、「緊急を要する参加者」が優先的に選ばれるのだそうです。愛する人を亡くして悲しみに打ちひしがれている人とかでしょうね。また、「この機会にコンタクトを取りたい」と強く願っている故人(霊界の人)がポールに合図を送るのです。メッセージを伝えたい人の頭の上に光が見えるそうです。
 
 私は参加者の表情を見たいので、会場全体を見渡せる後方の壁に近いほうに座ります。とは言ってもあまりジロジロ見ると失礼になるので、見ないふりしながら横目でしっかりと観察するわけですけど。
 前回も、すばらしくて忘れられないコンタクトがありました。
 1人は中年の美しい女性です。ベージュのシックな服といい、物腰といい、ご主人共に、いかにも上流階級といった感じで、私はこの夫婦のかもしだす雰囲気に魅了されて、デモンストレーションが始まる前から見とれていたのですけど。
 その女性に、お父さんからメッセージがあったのです。女性はポールの一言一言にうなずき、しまいには流れる涙を拭おうともせず、ほほえんで本当に幸せそうでした。その間、ご主人はずっと奥さんの手をしっかり握り締めていたのが印象に残っています。
 最後に、「あ、コーラスが聞こえます。お父様は歌を歌うのがお好きだったのでしょうね」とポールが言うと、女性は、「父はコーラスのクラブに入っていました」と答えました。

 もうひとつの印象深いメッセージは、私の斜め向こう座っていた20代半ばの男性に送られたものでした。縮れた黒髪で、浅黒い肌をした方で、北アフリカ出身でしょうか。
「お友達の方と思いますよ。メッセージを送ってきた故人の方は若い男性です。タイル床に倒れた状態を見せてくれてます。病院や家で亡くなったのじゃない、みたいですね。もしかして、ドラッグとかそういうのに関係していたのかも」。ポールはちょっと言いにくそうでした。
 会場の若い男性は驚いたように身を乗り出しました。まさか自分にメッセージが来るとは思わなかった、という反応で、「ち、ち、ちょっと待って!」のような慌てようでしたが、ポールが天国の青年の具体的な特徴を言い始めると(イレズミやピアスのこととか、風貌について)、会場の若い男性は肩を大きく震わせながら、泣き始めたのです。オートバイ仲間の友達だったようです。私も思わずもらい泣き。それに気づいた横のドイツ人は私を見て微笑み、周りの人たちもティッシュを取り出していました。ポールは最後に、「彼は天国でとても幸せなので、安心して」と男性に伝えました。

 誰かの犬も数回、現れていました。ポールは、「ぼくは霊界の動物があまり得意じゃない」と言いますが、どうしてどうして。ロンドンでのデモンストレーションのときはペットの名前まで言い当てていました。

 ところで、実はデモンストレーションが始まる前、ステージの下にポールの姿が見えたので挨拶に行ったのですが、たくさんの人に囲まれていたので、私は彼に目で挨拶をしただけでした。
 翌日、彼からファックスが来ました。
「あなたが私のところに近寄ってきたとき、年配の小柄な女性が、あなたの髪をやさしく撫でているのが見えましたよ。それを伝えたくて、デモンストレーション終了後あなたを探したのだけど見つかりませんでした。あなたのお母さんですね! にこにこしてすごく幸せそうでしたよ。あなたの真っ白な犬と―――、それに猫がいっぱい!」

(続く)

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