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ペットたちは死後も生きている

ドイツは秋がもうすぐそこです。木立を通過してくる風に枯草や野草の匂いが混じっています。日差しが日増しに弱くなり、夜の10時に見ていた夕焼けも今では夜の8時です。

秋は愛犬コロが天国に旅立った季節であり、毎年今頃になると、その時の思いが蘇ります。

秋の風の中にコロがいる……。目を閉じて、コロの柔らかくて暖かい身体を(あちらの世界で)抱きしめます。

日本教文社から出版された「ペットたちは死後も生きている」は20刷を超えました。当時、編集部の何人かのかたが、何が何でもこの本を世に出したいと押してくださったおかげで、会議を何度も突破することができ、ついに出版されたのです。「次の会議ではもしかしたらパスしないかもしれない」と毎回ドキドキして知らせを待っていました。

編集者の方を始め、この本を通じていろいろな方と知り合いになりました。「こんな本を読んだ」とその本のことを話された方に、「実は翻訳をしたのは私です」と告白して、その偶然の出会いに驚いたことも一度や二度ではありません。その方々とは今でも親交が続いています。愛犬コロが連れてきてくれた一生の友人たちです。

出版社の編集部でお世話になったT氏は、「この本の翻訳は喜び以外のなにものでもなかったから売れるのです」とおっしゃいます。私もそう思っています。私が初めてこの本を読んだ時、悲しみの涙が喜びの涙に変わったのです。次の文章にはどんなことが書いてある?と、もどかしく頁をめくりました。ロンドンからフランクフルトへ向かう飛行機の中でした。大げさではなく、私は救われたのです。この世に偶然などないのだ、と強く思いました。

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