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大目にみよう!というトレランス精神

曽野綾子さんの同じ本「人づきあい」の第31頁を引用させてください。(イースト・プレス社)

「すべての人がかならずしも常識的に生きなければならない、ということもない。人間の生き方の最低を示した法律を犯してさえいなければ、ますいいとしなければならない。こっそり犬猫を飼うぐらいのことは、別に法律違反だと言って騒ぎ立てるほどのことではない。その犬が通路にウンコを落としたり、臭かったり、鳴き声が煩わしかったりしたら注意すればいいが、とくに他人に迷惑を及ぼさない限りほっておくくらいのいい加減さが自分にない場合、むしろこちらの性格や生き方や健康に問題があると見たほうがいい、というのが、私の実感である」

トレランスの高い国ほど住みやすい、と私は思います。人間の生きる権利を犯すような重大な事情でなければ大目に見る、許容できる、というのがトレランス。それは国がお金持ちであるかどうか、先進国であるかどうかなどとは無関係であるような気がします。

ドイツなど、動物に関してはトレランス✕2ぐらいかもしれません。道にはフンが落ちている、今日もうちの玄関前にありました!しかも大型犬。責める相手は犬ではなく飼い主のほう。誰か分からないから私が掃除するしかないです。

こないだ頼まれて預かった犬は毛が臭くて臭くてやりきれなかった。飼い主に指摘したら逆ギレされた。その人は愛犬を野原で放して散歩させますが、そのときに、犬は野ネズミの死骸の上で転げまわっているはずです。まさしくその匂いなんです! 彼女の犬を預かってあげる人のトレランス度はかなり高いはずです。私はダメでしたが。

近所の大型インコの鳴き声、すごい。天気のいい日は窓を開けるからギャーッ、ギャーッって聞こえて来ます。「ここはアマゾンのジャングル?」と思えるような鳴き声です。階下のおじさんが時々窓から、「うるさああい」って怒鳴ります。私たち夫婦は、「あはは、怒ってるよ」と、いたって冷静。

トレランスについてはフランスもすごいです。ニースの町でスーパーマーケットのカートに堂々とワンコを乗せてお買い物するマダムを、ニースだけでなくフランスでは何回も見たことありますからね。いや、それを勧めているわけではないです。ただ、見て見ぬふりをする、大目に見るのがフランスだなあって心底思っただけです。私の場合、スーパーで買物するとき、犬は車の中です。暖かい日は窓を半開きにして。そうしないと窓を壊されます。犬を救うために他人が窓を壊してもOKな国、なんです、ドイツは。

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