記事一覧

ドイツのニュースでトップで報道された

ここでしばしば話題にしている鶏のひよこの殺処分、ドイツでは今、大きく取り扱われています。

ちなみにおとといの夜の全国ニュースでは、トップでこの問題が取り上げられました。「あっ、このシーンは見たくない」と目をつぶる私ですが。もう何回同じシーンを見たことでしょう。

ベルトコンベアで、ひよこ達が流れていきます。すぐに、ベルトコンベアから次々に落ちていく。生きたままシュレッダーにかけられる。

これがオスのひよこの短い短い一生です。

報道されなければ知らない事実です。

その事実を知ってからは玉子を買うにも慎重になってしまいました。ちょっと前まではオーガニックのスーパーマーケットにだけ、オスのひよこを殺していない養鶏場(野原に放し飼い)の玉子を買っていましたが、今では普通のチェーンのスーパーマーケットでも買えるようになりました。

最近、オスのひよこの殺処分を法律で禁止する法案がさかんに審議されています。殺処分が禁止になるのは時間の問題になってきました。

又々見てしまった、NHK放送

ドイツで時々見ているNHKの海外版、英語で放送です。日本在住の外国人が日本各地のおいしい物やを紹介する番組があるんですが、昨日は築地の行列ができる卵焼き屋さんでした。

ふっくら焼き上がっただし巻き卵焼きのおいしそうなこと! 紹介する若い女性はダーシャさん。

そして玉子がどこから出荷されているのかと、内容は流れていきました。

車は東京近郊の県の、山又山を超えた空気のいい、緑一色の中に入って行きます。たどり着いたのは、(私が恐れていた通り)養鶏場の四角い建物。窓なし。当然養鶏所内は暗く電灯がついていて薄明るくしてあります。

鶏工場・・・。そこでは鶏は、ただただ玉子を産ませるだけの道具です。満員電車のごとく詰め込まれた鶏たちが屋内のケージで並んで餌をついばむ様子に、ダーシャさんは「わあ、すごい」と明るく驚いていましたが、これは明るく驚いてもいいものなんでしょうか?

吟味された餌を与えているので、特別美味しい玉子が生産される、というものらしいです。

しかし、鶏の自然なありかたとは程遠い。「特別な玉子って言うからには、きっと山奥の自然豊かな土地で虫や草をついばむ鶏たちを紹介するんだ」と思っていたのですが、とんだ結末でした。

鶏舎に詰め込まれ、薄暗い中で餌を与えられ続け、玉子を産み続けさせられ、土も外の空気も知らずに短い一生を終える、哀れな鶏たち。

家族として扱う犬猫だけでなく、人間やペットのために命を提供してくれる家畜の扱いも考えてあげる時代になってきていると思うのですが。

すばらしい本に出会った!

すばらしい本をご紹介します。

「いのちへの礼儀」生田武志著  ちくま書房 2500円


この本は、週刊誌「新潮」(だったかな?)の「今週の冊」に、比較文学者、明治大学教授であられる菅啓次郎というかたが紹介されていました。

ペットの扱い、家畜のいのち、地上での動物のありかた等、「どうしてこうなんだろう」、「これでいいのか」と、心の中のどこかでいつも気になっていたこと・・・。漠然と、しかしかなり気になっていたこと、そして、動物(家畜を含める)の福祉を、どこから語り始めたらいいのか。

このすばらしい本に出会えてよかったです。評者の菅氏の言葉もすばらしい。書評の最後に、こう書かれています。

「確実にいえるのは、必要な共闘は種を超えた共感にはじまることだ。命を生かす。より少なく傷つけ合う。そんな文明への転換をめざそう。」

森を疾走する犬たち

もしあなたが犬が苦手なかただったら、ドイツの森を散歩するときはご注意ください。心臓が止まる思いをする光景に出くわすかもしれませんから。

森を歩くとき、犬は多くの場合、リードなしです。時には飼い主から遠く離れたところで匂いをかいでまわったり、森にある広い野原を走り回ったりします。

私は広大な野原を見るたびに、「この野原は風の犬たちの楽園だなあ」と思います。「風の犬」(WIND HUND)とはドイツ語の直訳なんですが、グレイハウンドやウィペットやサルーキのような走るために生まれてきたような犬たちのニックネームです。

そして、ドイツの森では、風のように速く走れない犬も、シーズーも、ゴールデンレトリバーも、パグも「みんな一緒に森を走ろう」の集まりに参加することもできます。

20~30頭もの大中小の犬たちが森を疾走する光景を想像してください。
集合場所からいっせいに犬たちがドドーッと森の奥をめがけて走り始めます。飼い主はずっと後ろのほうからおしゃべりしながら歩きます。飼い主のところまで走り戻ってくる犬もいるし、脇にそれて視界から消える犬もいます。

訓練士や飼い主が掛け声をかけると全員、飼い主のところに戻って来なければなりません。訓練士の犬は当然ながら非常に訓練されていて、次の命令をいつも耳をピンと立てて待っています。戻れ、という命令に従うことが森をリードなしで歩くことの最低条件です。

途中、切り株を使ってアジリティーの練習したり、自転車や乳母車に出くわしたり通過する時は道の脇に整列して待つ、という練習もします。

訓練や練習が終わると再び自由に駆け回ります。犬とは走る動物なのだと再認識するひとときです。でも、犬が恐い人や犬は嫌いな人はドイツの森では散歩しなほうがいいかも、ですね~

老人ホームで暮らす犬たち

義理の父が住んでいた老人ホーム(ドイツ)はワンコも同居OKです。

ある高齢の女性は大型のプードルといっしょに住んでいました。散歩の時間になると、犬がまず部屋から飛び出して、大喜びで、まずはロビーを走り回ります。それから、御婦人は愛犬と一緒に、周辺の住宅街の並木道を、歩行器を押しながら、優雅にゆっくりゆっくり歩くのでした。(犬はリードなしで散歩!)

シーズーと暮らしている女性もいました。それから、ホームになんとなく住み着いている猫もいて、サンルームで入所者たちと一緒に日光浴していました。

私たち夫婦は、毎日預かっていた犬のティミー(スペインから引き取った雑種の中型犬)を連れて父親を訪問したものです。

ホームの廊下には、犬のおもちゃの入った箱や、犬用のベッドが置いてありました。職員が毎日連れてくるポインター犬(やはりティアハイムから引き取った)のものです。ティミーは勝手におもちゃを引っ張り出して来ては、「黙って持って来たらいけないでしょ」と私たちに叱られるのでした。

老人ホームで愛する犬や猫と一緒に住めるのが当然となればいいですね!

「東欧から来た犬」の意味

私の周囲で飼われている犬の多くは東欧、つまり東ヨーロッパから連れて来られた犬たちです。

角の家に住むSさん親子は、ミュンスターランダーというドイツの猟犬にこだわりがあって、ずっとその犬種を飼っていました。2年前に最後の犬が病気で天国へ行くと、娘さんは休暇のたびにルーマニアでボランティアをするようになりました。(動物愛護とは程遠い環境で、行くたびに何から手を付けたらいいのかわからない、そうです。)

そして、ある日、2頭の中型犬(むく犬!)をルーマニアから連れ帰り、1頭は年金ぐらしの両親が飼い、1頭は自分のアパートで飼うことに。仕事場には犬を連れて行くそうです。

ルーマニアにも動物を保護する人たちがいますが、ルーマニアの政府は動物愛護や動物の福祉を考えようともしないようで、「犬を撲殺していい日」には棍棒で犬たちを叩き殺す男たちをとがめようともしません。
せっかく避妊去勢された犬たちをおもしろがって銃で撃ち殺す人間もいました。

しかし、殺処分所で死を待つ犬たちを救おうとするルーマニア人もいます。殺処分の寸前でも、「ドイツにその犬がほしいという人がいる!」という情報が入れば、殺処分所ではその犬を引き渡してくれます。

私の住む地区にも定期的にルーマニアから犬を乗せたヴァンが定期的に来ます。そのことを知らなかった時、私は一体何だろう?と不思議に思い、ヴァンを見に行ったのでした。

ヴァンを目指して大勢の人が集まり、犬を受け取っているのです!2頭受け取る人もいました。ヴァンを運転している男性二人は獣医で、ドイツのグループと連絡を取り合い、殺処分になるはずの犬たちをドイツに運んで来るのです。

犬を撲殺する人もいる。でも、こうして救う人もいる。
救う人が虐待する人より多くなることを祈っています。

隣人のダックスフント「ビーネ」はチェコ出身

近所に住む「ビーネ」はワイヤーヘアの大きめダックスフントです。(ドイツでは普通「ダッカル」と呼びます。)

台湾人の友人が、DACHSHUNDをDUCKSHUNDと発音してましたが、DUCKS(鴨)猟の犬と思ってたみたいです。でも本当はDACKSで、穴熊のほうです。穴熊の狭くて深い穴に入って行けるように胴長のソーセージみたいな犬に改良したのだそうです。だけど見かたによっては鴨かアヒルのような形をしてますよね。間違えるのも無理ないかな。

前置きが長くなりました。
隣人は「ビーネ」を、ある自称繁殖家のチェコ人から買ったそうです。「後でわかったのだけど、まともな繁殖家ではなく金儲け目的の繁殖屋だったわ」と隣人は言っています。

3ヶ月の「ビーネ」は予防接種の証明書が付いていましたが、後に、適当に書いたものだということが判明。駆虫済み、と記載されていたのに、便に大量の虫を発見して一家は大騒ぎに。

つまり予防接種も駆虫もしていなかったらしいです。趣味で繁殖していると言っていたそのチェコ人は他にも何種類かの小型犬を飼っていて、そのうち姿をくらましてしまったそうです。

東欧から百頭単位で仔犬が密輸されている現実があります。買う人がいるかぎり、密輸は終わりません。やっと乳離れしたような仔犬たちは、ほとんどが数日内に死んでしまうそうです。1頭でも伝染病のパルボに罹っていると、トラック内の仔犬はほとんど全滅する
のです。

ドイツでは、
買う人がいるかぎり、密輸は終わらない。

日本では、
買う人がいるかぎり、ペットショップやインターネットでの仔犬の販売が終わらない。

本物の愛護団体を探すことの難しさ

実は私、台湾で糖質制限の料理本を出版したのですが、そこからの印税は全部、台湾の犬猫保護団体に寄付する、と神様に約束したのです。

そして台湾の保護団体を探し始めたのはいいのですが、ドイツにいて、台湾の地方にある団体を探すことの難しさを感じています。ここはどうかしら、とネットで探して、台北で野良犬保護に専念している元パイロットの台湾人友人に尋ねると、「ああ、だめだめ。ぼくも3年前まで何度もそこに寄付したことあるけど、騙された! 救助の模様をビデオにとっていかにも本物っぽいけど嘘だったんだ」という返事。

なかなか見つからない! そう。病気の野良犬を保護するふりして、寄付金を集める、そういう団体の多いこと!

みなさまもどうぞ気をつけてください。YOUTUBEやビデオで犬猫を保護する熱心な活動が本当に行われているかどうか、それを見極める必要があります。日本の友人に話したら日本でも詐欺が多いとこぼしていました。ドイツでも億の寄付金を集めて着服した自称動物愛護家が発覚したことあります。公の団体だと一応信頼できる、とは思いますが。

お金を寄付するときは個人的に保護段団体と接触のある地元の人に確かめてからにしてくださいね!

「ペットたちは死後も生きている」の印税は、エピローグで書いた通り、日本国内で、個人でせっせと保護している方に渡すことにしています。天国の、愛するコロちゃんからもらった大切なお金ですから、むだに使いたくないです。

ベジワールドというメッセ

年に一度、ベジタリアンやビーガンのメッセが大々的に開催されます。今年も動物性の食物を使わない食品が多数出品されていて、本物の肉そっくりのグルテン食品や、スイーツの試食をしようとすごい人出でした。
動物愛護団体のスタンドもいくつかありました。

中でも家畜移送に関して、ドイツではよくテレビでも放映されるので、多くの人が知る事実となっています。

家畜を移送する際にトラックにギュウギュウ詰めにされて、「どうせ屠殺されるのだから」と、水も餌も与えない、という国がまだヨーロッパにはあります。主に、東欧から運ばれてくる途中、押しつぶされたり、悪環境に耐えられずに死ぬケースが跡を絶ちません。

愛護団体はデモンストレーションをしたり、時には隠しカメラなどを使って記録したりして抗議します。

テレビがスポンサーに影響を受けることなく、このような事実を表に出すことができる、ということはすばらしいです。

アメリカのレスキュー隊 

これはアメリカのレスキュー隊です。

https://www.youtube.com/user/eldad75/videos

www.HopeForPaws.org

これを見ると、もう欲しがりません勝つまでは、の気持ちになります。え?何を?

生活に余計なものや贅沢品はもう欲しがりません、動物愛護が勝つまでは、です。

世の中には犬をこうして捨てる人もいる。そして救助する人もいる。

ビデオを見ると捨てられた犬の哀れさに涙が出るけど、次にレスキューする人たちの活動に涙が出ます。ありがとう、本当にありがとう、と感謝と愛の波動を送ります。(そして、へそくりも送りますっ!) 治療代にもかなりかかっているだろうと思われます。

ページ移動

Links:超スーパーコピー時計,タグホイヤー スーパーコピー,ウブロコピー