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東欧から連れて来られる犬たち

これで何回目でしょうか。先週もルーマニアナンバーの赤い大型ヴァンが近所の道路脇に停まっていました。と同時に、人々がぞくぞくと集まって来ます。さあ、犬の配達の時間です!!
 

その光景を初めて見たときはてっきり違法の車が犬を売りに来た、と早合点して、私は犬を受け取った人に、「何なんですか、これは!」とムキになって問い詰めた私でした。

ヴァンはルーマニアの獣医師二人が運転しています。定期的にドイツ各地を巡り、あらかじめ写真で「お見合い」していた未来の飼い主たちに犬を届けているのです。だからでしょうか。最近は近所にルーマニア出身の犬が多くなりました。

近所のHさんは昔、ミュンスターランダーというドイツの猟犬を飼っていました。その犬が亡くなった後、ルーマニアの保護施設のことを知り、施設の修理や、犬の世話のボランティアで時々ルーマニアに行っているそうです。彼女は自分に1頭、両親に1頭、ルーマニアから連れて帰りました。どちらも推定12歳の中型の老犬です。

彼女の話では、ルーマニアの保護施設といっても、名ばかりのところもあり、EUから支給された補助金を着服、犬は保護していると見せかけて撲殺するニセの「施設」も少なくないそうです。なかなか表沙汰にはならず、多くの犬たちが相変わらず残酷に扱われ、殺されている、というのが現状だと彼女は言っています。ドイツに連れて来られる犬は本当に超ラッキーなのだそうです。

道でいつも出会うおばあさんが飼い始めた犬はコーギーをそのまま大きくしたような薄茶の犬で、おとなしくて、おばあさんと一緒にいつも静かに歩いています。この、やさしい犬も、ルーマニアからドイツに連れて来られなかったら撲殺されていたかもしれない、などと想像するだけで恐ろしくなります。

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