記事一覧

続 あなたが散歩するとき、天国の犬も一緒に歩いています

ファイル 11-1.jpg

ポールはそれから私だけが知っている事実をいくつも語りました。私は「その通りです」と言い続けました。
1時間などアッと言う間でした。最後に、情報を伝えてくれた霊界の人々にお礼のお祈りをして終わります。終わる直前に、「何か聞いておきたいことがありますか?」と言われました。「私は愛犬を苦しませてしまいました」と言うと、胸が詰まってそれ以上は言葉が出て来ませんでした。病気で苦しんでいるとき安楽死をさせなかったという後悔に私は苦しんでいたのです。

「あなたの愛犬は今、病気も苦しみもない天国にいるのですよ。苦しみは過去のものなのですよ。今あなたが苦しみを思い出したとしても何の助けにもなりませんよ」。そう言うポールも、私の苦しい気持ちが伝染したのか、顔を真っ赤にして涙を浮かべていました。彼の両手が私の手を再び包みました。

それがポールとの最初の出会いです。
その日、ポールの書いた本が発売されていることを知って早速購入して読みました。半年後、私は彼の本を邦訳することになって、彼との交流が始まりました。とは言っても、本の内容で理解が難しい部分を明確にするために会うのですから、「私の愛犬は今、どうしていますか? 誰が面倒みているのでしょう?」なんて聞けません。

しかし私の願いは聞き入れられました。
テラスのテーブルで本の内容について話し合っているとき、ポールは突然、身をかがめ、足元の空間を「撫で始めた」のです!

「あなたの愛犬、ここにいますよ」

と、彼は普段の口調で言いました。それは、このケーキ美味しいですね、という口調と変わりなかったので、私は一瞬、「え?」と思いました。

ポールは透明な空間を繰り返し、撫で、「真っ白で、目が真ん丸」と言いました。「感極まる」とはこのことです。私も手を伸ばして私のコロを撫でました。やさしく、ゆっくりと。いつもそうしていたように。
コロの毛は絹のように柔らかでした。

Links:超スーパーコピー時計,タグホイヤー スーパーコピー,ウブロコピー