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動物の権利って何のこと?

英語だとANIMAL RIGHTというわけで、日本語では「動物の権利」って呼ばれるのですが、どうもスッキリしない、馴染み薄い言葉ですよね? え?動物にも権利があるの? 選挙権? 言論の自由の権利?みたいな。(笑)――まあ、動物にも選挙権があったら、わが国の政治家たちも動物愛護にもっと真剣になってくれたでしょうけど。

動物の権利とは、「動物たちが、その種らしく、苦痛を味わうことなく生きる権利」という意味です。

鶏の例を挙げてみましょう。ぎゅうぎゅうに詰め込まれた檻の中で、一生太陽の下に出ることもなく、日夜時間を問わず餌を与えられ、肥えさせられ、玉子を産ませられ、オートメーション化された加工工場に送られます。

豚は? 鶏と同じく、身動きもできない檻で飼われ、走り回ることなど夢のまた夢、草地も土の匂いも知らず、屠殺場で恐怖に慄きながら短い一生を終えます。

「動物の権利」をこの哀れな動物たちに活かすとしたら、一例として、鶏は日中、屋外で放し飼い。豚も屋内と屋外で運動できる環境で養う、ということになります。一羽、一頭が動き回るのに必要な空間が法律で保障され、鶏も豚も生きている間、苦痛なく生きることができ、屠殺も苦痛と恐怖を与えない方法にする。人間が動物の代弁者になって、動物の「苦痛なく生きる」権利を守ってやるのです。

動物が「苦痛なく生きる」権利を持っている国の代表としてスイスが挙げられます。次が、ドイツ、オーストリア、オランダといったゲルマン系の国々です。スイスは一番厳しくて、ドイツはスイスを見習おうとしていますが、スイスの水準があまりにも高くて……と動物愛護の活動家はこぼしています。

「その種らしく」というのは、たとえば、馬も牛も仲間がいる環境で飼い、孤立させない。ペットも同じ。モルモットもウサギも1匹だけで飼ってはならない、ということです。スイスの酪農家は細々とした厳しい規則に始めは文句を言うそうですが、文句を言いながらもみんなが守り、次第に当然となってしまうのだそうです。

犬に関して言えば、動物たちが、「その種らしく」そして「苦痛なく生きる」権利を人間が認めるEU諸国では、JIPPEIくんたちのように声帯の除去など考えられないし、断耳も、断尾も禁じられています。もちろん、要らなくなった犬や猫を殺処分するなど考えられないことです。

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