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台湾で狂犬病騒ぎ

お隣の国、台湾で狂犬病にかかって死んだアナグマとネズミが見つかり、台湾の政府はワクチンを緊急に大量輸入しました。ワクチンは無料で接種してもらえます。接種日には犬を連れた飼い主が行列を作りました。それを見て、「じゃ、この人たちは飼い犬に狂犬病予防接種をしていなかったの?」と奇妙に思った人間は私だけではないでしょう。

台湾で野犬は「流浪狗」と呼ばれます。
南の方に、「流浪狗」を数十頭、数百頭を収容している人たちが何人もいますが、今その人たちのことがすごく心配です。毎日必死で3百頭分のエサを集めていたおじいさん、全財産を野犬の保護に使っている女の人。ワクチン、足りました、よね?

それに、台湾では昔の日本同様、犬を放し飼いにする人が多く、家や店の周辺や前でのんびり寝そべっている犬の姿を見かけるのは普通です。そういう光景も、もしかしたら見られなくなるかもしれません。狂犬病予防接種をした犬は耳にどこからでも見えるテープのピアスをつけるとか、何らかの方法を考えないと、流浪犬と間違えられて捕まえられるという恐れもあります。実際、最近、家の前にいた飼い犬が連れて行かれたニュースがありました。

場所によっては「地域犬」という犬もいて、飼い主は決まっていないのだけど、予防接種されていて、誰かがエサを与えている、そういう犬たちがあちこちで寝そべっている光景も目にしたことあります。「接種済み、避妊手術済みピアス」ゼッタイ必要です! ついでに日本の「地域猫たち」にも、遠くからでも見える「手術済みのしるし」が必要だと思うのですが。

台湾も日本も同じ島国なのに、そして50年も狂犬病が発生していなかったのに、なぜ突然? 誰もが抱く疑問でしょう。

野生動物の間で存在していたけれど、50年間誰も気づかなかったということなのでしょうか? それとも、国外から持ち込まれた野生動物が感染していたということ? 貨物船とかで偶然、上陸した?(←ネズミなら考えられますよね?)

そして台湾で起き得るということは日本でも起き得るということ。

もし日本で狂犬病に感染している動物が発見されたら……?想像するだけで恐ろしくなります。

「やっぱり犬なんか飼うんじゃなかった!」
「言わんこっちゃない。早く保健所に連れていきなさい!」
「やっぱり殺処分は必要だ!」
そんな声が巷に溢れ出すかもしれません。パニックで、殺処分所がたちまち満杯状態になるのでは? 

ドイツでは狂犬病に感染したキツネがたまに見つかります。「ここは狂犬病感染地域」と書かれた札(ふだ)が木に打ち込んである森や野原があります。札やニュースで狂犬病という言葉自体、普段から目にする言葉なんです。毎年、森にヘリコプターから狂犬病予防ワクチン入りのおだんごを撒きます。新聞に、「いつ、どこどこの森でおだんご巻いた」の記事が載ります。台湾でもおだんごを撒き始めているようです。

スイスではすでに99%の犬にチップが施され、ドイツでも義務になり、大方の犬にチップが埋め込まれているはずです。狂犬病の予防だけでなく、犬と飼い主の情報がわかる、となれば、義務化によってもたらされる恩恵は大きいと思うのですが。いかがでしょうか、この機会に。日本の政治家のみなさま。

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