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安全な肉は高い

最近ドイツの新聞やテレビでよく話題になっていること:

それは、家畜の福祉。

食肉のために養われる牛や豚にも、苦痛を与えてはならないということです。そのためには、牛や豚に最も適した環境を人間が作ってあげなければなりません。

たとえば、牛は草をはむ動物です。穀物で育った一般の牛の乳には人に必要な栄養素が欠けています。単に柔らかい肉を得るために、又、できるだけ多くの乳を得るために、狭い牛舎に閉じ込められた牛たちはストレスのかたまりになっているでしょう。

コンクリートで床を固められた養豚場に詰め込まれた豚たちも哀れです。一生、土を踏むことさえないのです。唯一の「外に行くチャンス」は屠殺場に送られるときだけです。

牛や豚が放牧されて育てられた場合、鶏が放し飼いで砂浴びもでき、土中の虫をついばむことのできる環境で育てられた場合、その肉や卵は高くつくのは当然の結果です。

少々高くつくとしても、家畜のよりよい福祉のためにお金を払おう、という風潮が出てきていることは確かです。