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隣人のダックスフント「ビーネ」はチェコ出身

近所に住む「ビーネ」はワイヤーヘアの大きめダックスフントです。(ドイツでは普通「ダッカル」と呼びます。)

台湾人の友人が、DACHSHUNDをDUCKSHUNDと発音してましたが、DUCKS(鴨)猟の犬と思ってたみたいです。でも本当はDACKSで、穴熊のほうです。穴熊の狭くて深い穴に入って行けるように胴長のソーセージみたいな犬に改良したのだそうです。だけど見かたによっては鴨かアヒルのような形をしてますよね。間違えるのも無理ないかな。

前置きが長くなりました。
隣人は「ビーネ」を、ある自称繁殖家のチェコ人から買ったそうです。「後でわかったのだけど、まともな繁殖家ではなく金儲け目的の繁殖屋だったわ」と隣人は言っています。

3ヶ月の「ビーネ」は予防接種の証明書が付いていましたが、後に、適当に書いたものだということが判明。駆虫済み、と記載されていたのに、便に大量の虫を発見して一家は大騒ぎに。

つまり予防接種も駆虫もしていなかったらしいです。趣味で繁殖していると言っていたそのチェコ人は他にも何種類かの小型犬を飼っていて、そのうち姿をくらましてしまったそうです。

東欧から百頭単位で仔犬が密輸されている現実があります。買う人がいるかぎり、密輸は終わりません。やっと乳離れしたような仔犬たちは、ほとんどが数日内に死んでしまうそうです。1頭でも伝染病のパルボに罹っていると、トラック内の仔犬はほとんど全滅する
のです。

ドイツでは、
買う人がいるかぎり、密輸は終わらない。

日本では、
買う人がいるかぎり、ペットショップやインターネットでの仔犬の販売が終わらない。

本物の愛護団体を探すことの難しさ

実は私、台湾で糖質制限の料理本を出版したのですが、そこからの印税は全部、台湾の犬猫保護団体に寄付する、と神様に約束したのです。

そして台湾の保護団体を探し始めたのはいいのですが、ドイツにいて、台湾の地方にある団体を探すことの難しさを感じています。ここはどうかしら、とネットで探して、台北で野良犬保護に専念している元パイロットの台湾人友人に尋ねると、「ああ、だめだめ。ぼくも3年前まで何度もそこに寄付したことあるけど、騙された! 救助の模様をビデオにとっていかにも本物っぽいけど嘘だったんだ」という返事。

なかなか見つからない! そう。病気の野良犬を保護するふりして、寄付金を集める、そういう団体の多いこと!

みなさまもどうぞ気をつけてください。YOUTUBEやビデオで犬猫を保護する熱心な活動が本当に行われているかどうか、それを見極める必要があります。日本の友人に話したら日本でも詐欺が多いとこぼしていました。ドイツでも億の寄付金を集めて着服した自称動物愛護家が発覚したことあります。公の団体だと一応信頼できる、とは思いますが。

お金を寄付するときは個人的に保護段団体と接触のある地元の人に確かめてからにしてくださいね!

「ペットたちは死後も生きている」の印税は、エピローグで書いた通り、日本国内で、個人でせっせと保護している方に渡すことにしています。天国の、愛するコロちゃんからもらった大切なお金ですから、むだに使いたくないです。

ベジワールドというメッセ

年に一度、ベジタリアンやビーガンのメッセが大々的に開催されます。今年も動物性の食物を使わない食品が多数出品されていて、本物の肉そっくりのグルテン食品や、スイーツの試食をしようとすごい人出でした。
動物愛護団体のスタンドもいくつかありました。

中でも家畜移送に関して、ドイツではよくテレビでも放映されるので、多くの人が知る事実となっています。

家畜を移送する際にトラックにギュウギュウ詰めにされて、「どうせ屠殺されるのだから」と、水も餌も与えない、という国がまだヨーロッパにはあります。主に、東欧から運ばれてくる途中、押しつぶされたり、悪環境に耐えられずに死ぬケースが跡を絶ちません。

愛護団体はデモンストレーションをしたり、時には隠しカメラなどを使って記録したりして抗議します。

テレビがスポンサーに影響を受けることなく、このような事実を表に出すことができる、ということはすばらしいです。

アメリカのレスキュー隊 

これはアメリカのレスキュー隊です。

https://www.youtube.com/user/eldad75/videos

www.HopeForPaws.org

これを見ると、もう欲しがりません勝つまでは、の気持ちになります。え?何を?

生活に余計なものや贅沢品はもう欲しがりません、動物愛護が勝つまでは、です。

世の中には犬をこうして捨てる人もいる。そして救助する人もいる。

ビデオを見ると捨てられた犬の哀れさに涙が出るけど、次にレスキューする人たちの活動に涙が出ます。ありがとう、本当にありがとう、と感謝と愛の波動を送ります。(そして、へそくりも送りますっ!) 治療代にもかなりかかっているだろうと思われます。

最近、危険種の犬が増え続けている

今日、犬の散歩で近所を歩いていたら、向こうからドゴ・アルヘンティーノという白い大型犬を散歩させている男性が見えました。リードにつないでいるけれど、その犬は力が強いから男性をぐいぐいと引っ張っています。

私が連れている犬は小型犬。いや、連れている犬が大型犬だったとしても、いきなり知らないドゴ・アルヘンティーノと接触させるのはリスクが大き過ぎます。

ドゴ・アルヘンティーノはボクサーを純白にして2回り筋肉を大きくしたような形で、ドイツでは危険種になっています。しかし私が住むヘッセン州では危険種に対して寛容で、その証拠に近所で数えた結果、大型の危険種が12頭はいるようです。

一昔前は1、2頭だったのに、なぜこうも増えたのでしょう。しかも、昨日は子供と若い父親が2頭のピットブルの仔犬を散歩させてました。

ドゴ・アルヘンティーノを連れた男性は、私が反対側の歩道に渡るのを見て、「パニックになる必要はないよぉ」と何度も叫びました。しかし、犬が興奮状態になりつつあるのが見てとれる。

実は、この男性は先日、道で出会った私と夫に、「UFOは存在する。おれはUFOを・・・」と突然早口で喋り始めた曰く付きの人間で、私の脳は「近寄るな」の信号を発信していました。私たちは、「ああそうですか」とさり気なく言って交したのですけど。

何よりもその男性に近づきたくない。(あ、私はUFOは存在すると思ってますけど、それとこれは別、ですね。存在を信じていてもいきなり知らない通行人に、UFOは存在します、と演説しません。)

闘犬種、つまりドイツの危険種でも、人にも他の動物にも優しい、すばらしい犬がいることも理解していますが、見ただけではわからない。飼い主には忠実でいい犬でも、他の犬を攻撃して死なせたり人を襲う犬もいます。

2年前、トルコの牧羊犬であるカンガルという超大型犬(ドイツでは危険種とされている)が75歳の女性を襲い、女性は亡くなりました。先週、裁判があったのですが、執行猶予でおしまい。

ドイツでは今後、一体何人犠牲になったら国会で討論されるのでしょうか。犬が噛み殺されても泣き寝入りですから、自分自身で自分と犬の命を守るほかありません。

ドイツで犬猫を売るペット店の出現に失望

今から10年ほど前のことです。ドイツに初めて犬や猫を売る店が出現したのは。

動物愛護の団体や個人は怒り、デモンストレーションもしました。しかし、オーナーは「買いたい人が大勢いるのに売ってなぜ悪い?」の態度を崩さず、現在に至っています。

世界一の規模、というのがオーナーの自慢で、広い売り場では爬虫類、猿、犬猫、その家の小動物を販売していて、店内はまさしく(入園料ただの)動物園。訪れる人は年間百万人だそうです。

ここでは犬猫に話を絞ります。ドイツでは犬猫の生体販売をしない、というのがドイツの特徴でした。特定の犬種、猫種を求める人は個人の繁殖家(利益だけのために繁殖する悪徳繁殖屋ではない)を訪問して直接購入する、という方法が当たり前でしたし、大部分の人は今でも繁殖家から求めます。簡単ではありません。いろいろ質問されるし、条件を満たしてないと判断されたら売ってもらえないこともあります。

保護施設を廻って探す人もいますが、仔犬はほぼゼロだし、家の間取りから職業から家族のことまで聞かれるし、係員が家を見に来るし、後日、係員がチェックしにやってきます。

店だとお金さえ出せば仔犬がすぐに手に入る。職業を聞かれることも間取りを聞かれることもなく。

それまではドイツで生体販売がないことを素晴らしいと思っていました。動物愛護意識がよっぽど高くなくてはそのレベルにいきつかないでしょう。もう一度あのレベルにドイツは行き着くでしょうか。
不幸中の幸い、といえることは、マネをするペット店が出現しなかったことです。普通のペット店に行くと、店の出入り口に大きな掲示板があって、東欧や南欧で保護されドイツに連れて来られた犬猫の「飼い主募集」の写真付き張り紙がたくさんあります。

髪の毛を検査してもらったら水銀、結構あった!

捕鯨を日本が再開したニュースはドイツの新聞で一面記事にでっかく掲載されてる。血を流している巨大なクジラをクレーンで船に乗せようとしている写真。

日本ではクジラやイルカをよく食べる地方で毛髪を検査したら水銀が平均より10倍も蓄積してたという報告を読みました。恐くないのかなあ? 

私も毛髪をラボに送って調べてもらったら、「えっ?」というくらいあったので、以後、水銀汚染されやすい魚は食べないようにしてます。(マグロ、カジキなどの大きな魚)

水銀汚染が深刻なクジラやイルカを、他に食べるものがない、というのならまだしも、どんなに汚染されていても食べなくてはならないという理由は何なのでしょう? 


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クジラ肉は食べないほうがいいです

「クジラ肉、重金属汚染」で検索して、資料記事を読んでください。

イルカ肉、クジラ肉は水銀などの重金属に汚染されています。

今日、ドイツでは一日中、ニュースで日本の商業捕鯨の再開を報道していました。

捕鯨は日本の文化だ、クジラ肉を食べない外国からどうのこうの言われる筋合いはない、と、どうか怒らないでください。

感情的になってただ怒って、日本人はクジラを食べていいと主張する人も日本にいますが(そういうタイトルの本も出てましたね)、健康面から理性的に考えてみようではありませんか。

水銀汚染された肉をわざわざ高いお金を払って食べたい、ですか?

ルーマニアから連れて来られた犬

半年前、ドイツ人の知人Sさんが、ルーマニアから犬を引き取りました。生後1年ぐらいのテリアの雑種です。殺処分所で、殺される寸前だったそうです。

Sさんは定年退職して一人暮らし。仕事をしていたときも2頭小型犬と中型犬を飼っていて、毎日オフィスに連れて行ってました。その2頭も15歳、16歳と年を取り、ついに天国へ召されました。ちなみにその2頭も動物保護施設(ティアハイム)から引き取ったのです。

ルーマニアから来た子はもうしっかりなつきましたが、おどおどびくびくはまだ治っていません。Sさんの友人がたまたま棒を手にしたら、犬は怖がって家具のかげに隠れてしまいました。その怖がりようは普通ではなかったので棒で殴られたことがあるのでしょう。

東欧からドイツに連れて来られた犬たちは何らかのトラウマを持っているケースが多いようです。

私が世話をしている犬のマイカは東欧出身ではなく、ドイツの繁殖屋のもとで子犬を何度も何度も産ませられた犬で、男の人を見ると怖がります。人見知りがひどくて、一人の人にしか心を許しません。小さな子供もほかの犬も嫌がってました。

ところがSさんの犬とマイカを引き合わせてみたら、何と意気投合。ほかの犬と遊ぶマイカを見るのは初めてです。Sさんも大喜びで、これからは毎週、引き合わせて遊ばせることにしました。

東欧から密輸された子犬 その2

繁殖屋グループの男は子犬を地面に叩きつけたのですが、幸い子犬は急所を免れたようで無事でした。動物愛護団体の人は、子犬を毛布に包んで、警察官に渡します。警察官は子犬をだいじに抱っこして、すぐにベルリンのティアハイム(動物保護施設)に向かいました。

東欧から密輸される子犬はパルボウィルスに感染している可能性が非常に高いので、他の犬との接触はタブーです。ティアハイムの獣医は子犬を救急処理室に連れていき、パルボや他の病気に罹っていないか確認する必要があります。

東欧から密輸される子犬の半数以上がパルボで死にます。それに生まれてから一ヶ月の子犬は母犬から引き離されたショックで免疫力もないのです。

今回参加した若いドイツ人女性はその子犬が助かれば引き取るつもりだと涙を流しながら言っていました。


日本もドイツも同じです。買う人がなくならなければパピーミルや悪徳繁殖も終わらないのです。買う人がいる限り、悪徳繁殖は続いていきます。

私たちがすぐにできること?

あらゆるシーンで次のことを話題にしようではありませんか。

◎買わずに引き取るという選択を重視する。
◎殺処分は減らす、のではなく廃止という方向に持っていく。

「日本では犬猫の殺処分をしません」と胸を張って言える日が来ますように・・・

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