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動物実験をしていない化粧品を使いたい!

動物実験についてはドイツでよく話題になります。多くの大学で、できるかぎり動物実験はしない、という傾向にあります。

化粧品の会社はすでに動物実験を廃止しており、動物実験をしている化粧品会社の製品は輸入禁止です。

また最近は「この製品はVEGAN(ヴィーガン)」と書いてある化粧品をよく見かけます。「ということは化粧品って動物由来の材料を使ってるわけ?」と思って調べたら、口紅に牛脂とか使ってる会社があるみたいです。

ドイツでBIO(ビオ)と書かれた化粧品は材料も植物性で、安全、安心です。
こないだチロル地方で、「プリマヴェラ」というヨーロッパではよく知られたオーガニック化粧品会社の本店を見つけました。この会社は自社の商品に使うハーブや香り高い花を育てています。人間にも動物にも自然にもやさしい化粧品です。

実験に使われるビーグル犬

ドイツには実験に使われたビーグル犬だけを専門にする保護団体がありますが、アイダビッシルにも製薬会社から薬の実験に使ったビーグル犬がやってきます。

コンクリートしか知らなかったビーグル犬たちは土も草も太陽の光も知りません。名前さえないのです。

芝生に座り込んで、次はどうしたらいいかわからない犬たち。でも、草の匂いをクンクンするうちに、表情に変化が現れます。
数時間後には芝生で駆け回る彼ら! 「よかったねえ! これから人間の愛をいっぱい受けて、人間を愛して、幸せになって!」と祈ります。何度見ても涙なしでは見られない実験ビーグル犬の出発日です。

日本の製薬会社でも犬を使った実験があっているはずです。日本のある獣医さんが学生のころ製薬会社の実験室方面から犬の鳴き声がした、と言っていました。日本では実験が終わったら犬たちはどうなるのでしょうか。

オーストリアの動物の楽園

オーストリアの、チェコとの国境に近い田舎にAIDERBICHL(アイダビッシル)というところがあります。そこは、苦しい目にあった動物たちが安心して余生を送ることのできる楽園です。

盲目のロバ、製薬会社の実験に使われたビーグル犬、ルーマニアで殺される寸前だった放浪犬たち、製薬会社の実験室で十年以上も狭い檻に閉じ込められていたチンパンジーたち・・・

犬や猫は新しい飼い主を募集します。

そこで一生を送る大型の動物たち(馬やラクダやロバやチンパンジーたち)は、広い広い敷地内で駆け回ることができます。個人は彼らのPATE(ペーパー上の里親)になることができます。

ここはオーストリアの有名な俳優だった人が始めた動物ハイムです。著名人と交流のあった彼はこの動物の楽園をたちまち有名にすることができ、お金が集まりました。

集まった寄付金で、チンパンジーの家ができました。生まれて初めて草や土の匂いをかぐチンパンジーの姿は感動ものです。一歩一歩、本来のチンパンジーに戻りゆく行程を周囲は静かに見守ります。それまでの悪夢はすでに過去なのです。

アイダビッシルのホームページは次の通りです。

https://www.gut-aiderbichl.com/

買い物袋のハムスター一家

昨日の新聞から。

毎週水曜日は市で一番大きいティアハイムからのファミリー探しの記事が掲載されます。昨日はハムスターでした。

紙袋にハムスター、合計10匹入れて道に捨てた人間がいたのです。見つけた人がティアハイムへ持ち込みました。ハムスターのカップルと8匹のベビーハムスターでした。爪がマニキュア液で塗られていたそうです。

ティアハイムは、このハムスター一家を全員まとめて引き取る人を探しています。(すでに見つかったころかな?)ただし、屋内に特大のケージを準備できる人という条件付きです。

ドイツの動物愛護はスペースに関してきめ細かいのです。いつも行くDIYの大型店には熱帯魚や金魚のコーナーがありますが、そこに大きなパネルがかかっています。一匹の魚に必要なスペースの指示です。これは単に参考にする案内ではなく、動物愛護法の法律です。中国の伝統として、小鳥を小さい竹籠に入れて飼育しているのをテレビで見るたびにドイツの法律を思い起こすのでした。

チロルの山と犬のウンチ袋

1週間チロルの野山を歩き回りました。

チロル地方では至るところに犬のウンチ袋とゴミ箱が用意されていました。山道や野原にさえ。そして1週間、一度も道で犬のウンチを見かけませんでした。

私が住む町にもウンチ袋の箱があちこちにあって、公共のゴミ箱もあります。それでも取らない人は取らない。どうも理解し難い人たちがいるのです。

しかも、ウンチを備え付けのビニール袋に入れて、それを道や野原にポイッ! これだけはどうしても理解できない行動です。

「愛犬のウンチを始末したよ、備え付けのビニール袋に入れたよ、後は誰かが収集して始末してね」というような心理が???です。
森や畑に置かれた(捨てられた)犬のウンチの入った赤や黒の袋。謎というほかありません。ドイツ人って衛生面では几帳面と思っていたけど、犬を飼う上での常識はどこに行ったのでしょうか。

チロルの牛たちはラッキー

犬猫を飼っている多くの人は缶詰やドライのドッグフード、キャットフードを与えていると思います。牛肉や鶏肉、魚、そのほかのさまざまな獣肉が材料ですね。

私たちは犬も猫も家族のようにたいせつにしていますが、では家畜はどうなんでしょうか。私たち自身はたとえばベジタリアンであっても、犬猫にはドッグフードやキャットフードを買っているのでは? 中には犬猫にもベジタリアンフードを与える人がいますが、ごく少数派でしょう。(ベジタリアンが増えつつあるドイツでは犬猫にもベジタリアンフードだけを与える人がいます。これについてはいつも議論のテーマになっていますが。)

1週間、チロルに滞在しました。車で4時間ほどでアルプスの見える緑の丘陵地帯に到着して、花がいっぱい飾られた大きな木造家屋が見えてきます。放牧牛たちが青々とした柔らかい草を食んでいる草地と向こうに連なる岩山はチロルの典型的光景です。

牛たちは夜を小屋で過ごすので、牛飼いの人が連れに来ます。早朝、暗いうちに乳搾りが終わり、再び草地へ移動。チロルの牛たちは自由に広い丘を歩き回ることができてラッキーだと思いました。

家畜の福祉。これは家畜であっても人道的に扱い、苦痛を与えることなく、その動物に最も自然な生き方をさせる、というものです。

保護犬猫には必ず名前をつける

ドイツのティアハイムの動物たちには例外なくそれぞれの名前があります。そして具体的な説明が付いています。

「ジャーマンシェパードとハスキーのミックスのマックスは3歳のオスで、甘えん坊、そして、寂しがり屋、そして2時間以上の留守番はできません。もとの飼い主は仕事で出張が多くなってしまい、飼えなくなりました。去勢済みです。」

「この猫、名前はマイケ、飼い主がおらず、農家の納屋に住み着いていたのですが、5匹の仔猫を産んだ際に仔猫共々保護して、母猫は避妊しました。仔猫はすでに予約済み。推定3歳、外に出せる環境を探しています。性格はおとなしく、犬とも仲がいいです。」

というふうに。名前さえなく、新しい飼い主を探す可能性さえもらえずに1週間後には殺処分されるなんて、あまりにも悲しすぎます! 

飼えなくなってティアハイムに連れてくるとしても、それまでの情報があるのとないのでは大きく違います。

名前、年齢、性格、病歴、そして飼えなくなった理由がはっきりしていると、新しいファミリーを探すときに情報として大いに役立つのです。
だから、夜こっそりティアハイムの外につないでおいたり、塀越しに犬や猫を投げ入れるようなマネはしないでほしいものです。ティアハイムの人たちは動物を連れてきた人たちを責めたりはしません。私の住む街のティアハイムは70ユーロ払うことになっていますが、これもお金がなければ安くしてくれるか免除にもなるのです。ティアハイムはあくまでも動物の味方です。動物たちの幸せのために存在している機関なのです。

猫専門のティアハイムから子猫たちのファミリー募集

1ヶ月ほど前、生後間もない仔猫が家と家の間の隙間で鳴いているのが発見されたことが新聞に掲載されていました。(ドイツの地方新聞-ーー人口30万人、ではこういった話題も立派なニュースです!)

母親猫は交通事故で死亡していたそうです。残された仔猫たちがいたのは狭い隙間だったので消防署が出動して、特別な道具を使って救出しました。

そしてついにファミリー募集。今回、この仔猫たちは2匹一緒に、というのが条件、となっていました。

4匹にはそれぞれ名前が付けられています。ドイツのティアハイムでは名前のない犬猫はいません。モルモットにもネズミにもみんな名前があります。

他にも、清掃業の人たちが家庭菜園のある貸庭で発見した仔猫たちもファミリー募集です。仔猫たちは猫だけのティアハイムが保護して世話をしました。

殺処分制度がなくてもやっていけるのです。日本の殺処分制度が法律で廃止される日が来るのを待っています。

煙突に入り込んだ猫

ドイツの家には必ずセントラルヒーティングという暖房が付いていますが、煙突も必ずあります。年に2度、プロの、真っ黒い服を来た煙突掃除屋さん(映画メリー・ポピンズそのもの!)がやってきてチェックします。
その煙突に入り込んで出られなくなった猫が昨日、消防署の人たちに救助されました。今朝の新聞には再び飼い主の腕に抱かれたマヌケ猫の写真が掲載されてました。消防署は火事で駆けつけるだけでなく、動物の救助という仕事もあって大変ですね。

日本では津波で流され、漂流していた犬を自衛隊が救助したことがありましたね。あのニュース、本当に嬉しかった。飼い主のおばさんが犬との再会にそう感激したように見えなくてそれが引っかかってますが。当時、日本で友人と一緒にそのニュースを見てたんですけど、友人も同じ印象を持ったようでした。まあ、再会の喜びの度合いとか表情とかには個人差がありますから、どうのこうの言ってはならないとわかっているのですけどネ。ただ自衛隊のやさしいお兄さんたちにもっとしっかり感謝の言葉を言ってほしかったなあ!

だから、私は自衛隊のお兄さんたちに心から感謝の気持ちエネルギーを送りました。ありがとうございました! 犬だと言ってそのままにせずに助けてくれて、本当に本当に感謝しています!

東ヨーロッパから子犬たちを密輸する人たち

チェコとドイツの国境でまたもや子犬と子猫を積んだトラックが見つかりました。子犬93頭、子猫21匹!

血統書は偽物。おまけに子犬も子猫も親から引き離すには早すぎる、2ヶ月もたってない赤ちゃんたち、でした。(多くはチワワのような小型犬)。

すぐに最寄りのティアハイム(シュトットガルト)に連れて来られて、世話人と獣医は命を救うために一生懸命努力をしたものの、伝染病に感染している子もいて、5匹の子猫と2頭の子犬が死んだそうです。残りの子たちも生きるかどうかわからない状態・・・。

たまたま警察がトラックの荷台を調べたからわかったのですが、調べられなくて通過している密輸人も多くいるはずです。

東欧からの子犬の密輸はいつになったら終わるのでしょうか。

いっそのこと、すべてのトラックの荷台を調べてもらいたい!

そして私たちにできることは?

子犬子猫を、安いからといって、こういう悪徳業者から買わないことに尽きます。

犬を愛する人は:

ペットショップから買わない。
インターネットで買わない。
保護施設から引き取る。


買う人がいる限り、悪徳繁殖屋は最悪の環境で流行の犬種や猫を増やし続けます。

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