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東ヨーロッパから子犬たちを密輸する人たち

チェコとドイツの国境でまたもや子犬と子猫を積んだトラックが見つかりました。子犬93頭、子猫21匹!

血統書は偽物。おまけに子犬も子猫も親から引き離すには早すぎる、2ヶ月もたってない赤ちゃんたち、でした。(多くはチワワのような小型犬)。

すぐに最寄りのティアハイム(シュトットガルト)に連れて来られて、世話人と獣医は命を救うために一生懸命努力をしたものの、伝染病に感染している子もいて、5匹の子猫と2頭の子犬が死んだそうです。残りの子たちも生きるかどうかわからない状態・・・。

たまたま警察がトラックの荷台を調べたからわかったのですが、調べられなくて通過している密輸人も多くいるはずです。

東欧からの子犬の密輸はいつになったら終わるのでしょうか。

いっそのこと、すべてのトラックの荷台を調べてもらいたい!

そして私たちにできることは?

子犬子猫を、安いからといって、こういう悪徳業者から買わないことに尽きます。

犬を愛する人は:

ペットショップから買わない。
インターネットで買わない。
保護施設から引き取る。


買う人がいる限り、悪徳繁殖屋は最悪の環境で流行の犬種や猫を増やし続けます。

私の住む街のティアハイム(動物ホーム)

地元のティアハイム(動物ホーム)では犬、猫、鳥、モルモット、ネズミ、ウサギなどが新しい家族に引き取られるのを待っています。

友人が「ここのティアハイムはひどい。65歳以上の人には犬を譲らないのよ」と怒っていたのはどうやら誤解だったようで、3日前の新聞には70歳でもいいと書いてありました。

ドイツのティアハイムで引き取りたい犬を見つけてもすぐに連れ帰ることはできません。まず犬としっかり「お見合い」をして、繰り返しティアハイムを訪れ、散歩に連れ出し、本当にその犬を家族にしたいのかを問われます。予想がはずれて再び犬をティアハイムに戻すことは犬のストレスになるからです。

そして普通はティアハイムが犬を家まで連れて来ます。さらに、数ヶ月たってから再び見に来ます。

地元のティアハイムから引き取った場合は犬税が1年免除になります。

ティアハイムの近所を運転して通り過ぎるときに必ずといっていいほど、散歩ボランティアの人たちを見かけます。ほとんどがジャーマンシェパードや闘犬種のミックスや大型犬です。こういった犬種は飼い主が引越し先に連れて行けなかったり、赤ちゃんが生まれることになったとか、飼い主が病気になったなどの理由もありますが、経済的に飼えなくなる人も多いのです。しかし、危険種や大型犬の希望者は少なく、自然、ティアハイムにそういった犬種ばかり残ることになります。

ドイツで保護犬を引き取るとき

地元のティアハイムには常時60頭から70頭ほどの犬が保護されています。そして8割が大型犬です。

現在いる犬種は雑種のほかにロットワイラー、スタフォードシャーテリア、ジャーマンシェパード、オーストラリアンシェパード、超大型のカンガル(トルコ原産の牧羊犬)で、小型犬はマルチーズペキニーズが各1頭、ジャックラッセルテリアが2頭です。

獣医を通して連れて来られるケースも頻繁にあるそうです。飼い主が飼育を放棄したい場合や、虐待されたと思しき犬を保護した人が獣医のもとへ連れていった場合です。地元のティアハイムにはやせ細ったビーグル犬が獣医を通して連れて来られました。小型犬やビーグル犬などは幸いすぐに新しいファミリーが見つかります。

ドイツの法律は、健康な犬を死なせることを禁じています。大型で危険種だと引き取り手が現れず、ティアハイムで一生を終える犬もいるそうです。
「スタフォードシャーテリアに新しいファミリーを探すのはすごく難しい。これがゴールデンレトリバーだったらすぐに見つかるのだけど」と、ベルリンのティアハイムの訓練士は言っています。

危険種の犬はティアハイムに連れて来られても引き取り手はなかなかありません。危険種といっても、すばらしい家庭犬になる犬もたくさんいます。攻撃性の強い犬を訓練し直して、家庭犬として通用する犬にするにはプロの訓練士に任せないとなりません。(続く)

飼い方が間違っているのか、それとも遺伝子のせいなのか

http://www.spiegel.de/kultur/tv/wie-gefaehrlich-sind-kampfhunde-reportage-in-der-ard-a-1222922.html

興味のあるかたはご覧になってみてください。ドイツ語ですが、中にビデオもあります。内容は、一言で言えば、3日前、テレビARD放送の危険種特集で、リポーターが危険種の繁殖屋を訪問するも、肝心な問題点には触れることなかった、というものでした。

2000年にベルリンの市街地でスタフォードシャーテリアが子供を襲った事件は大きな波紋を呼びました。
最近ではCHICOというスタフォーシャーテリアミックスが飼い主の青年と母親を襲って噛み殺す事件がありました。

前者の事件では、飼い主は犬を日常的に鉄棒で殴り、超攻撃的な犬に仕立て上げました。殺された子供の身体には2000箇所の噛み傷があったそうです。

一方、CHICOの飼い主は、部屋の中でさえ頑丈な鉄の檻に犬を閉じ込めていました。飼い主は犬を制御することができなかったからです。狭い檻に閉じ込められたCHICOは精神も病んでしまっていたのだろう、と推測されています。

間違った飼い方と危険種のDNAが揃ったら攻撃性は沸点に達します。

飼い主が犬を制御できなくなったり、経済的に飼えなくなったりするとティアハイムに連れて来ますが、次のファミリーを募集するまで半年から数年にかけてプロが訓練をしないとなりません。

このビデオでは訓練の模様を見ることができます。

大型ミックス犬、子供にかみつく

昨日、大型犬が庭の塀を跳び超えて道を歩いていた小学生たちを襲いました。ジャーマンシェパードとドーベルマンのミックス犬です。飼い主は友人を訪問していて、友人の庭で犬を放していたのだそうです。1メートル50はある塀を犬が跳び超えるとは思ってもいなかったのでしょう。

大型犬や中型ではあっても闘犬種の、人を襲う事件が相次いでいます。

ドイツでは繁殖屋たちが闘犬種や攻撃性の強い犬種を掛け合わせたりして売りに出します。そして、犬の訓練や性質をよく知らないまま飼う人が増えています。

ドイツでも残念なことですが犠牲者が何人も出た後、ようやく議会で対策が討論されるようになる、というのがいつものステップなのです。

闘犬種が増えている!

最近、ドイツでは闘犬種を多く見かけます。私の住む小さな町にも少なくとも7頭はいます。

15年ほど前、ベルリンで幼児がピットブルに襲われて死亡したのをきっかけに一時期はピットブルやスタッフォードシャーテリアなど、それに闘犬種とのミックスは危険種とみなされ、規制がなされました。

しかし、闘犬種だけを規制するのは不公平だ、人や動物を襲う犬は闘犬種とは限らない、という見解が勝ったようです。確かに、ロットワイラーが人を襲う事件もありましたし、数年前にはハスキーが飼い主の赤ちゃんを噛み殺すという事件もありました。

散歩中によく見かける7頭のピットブル系の犬は見かけは恐いけど実際はやさしい犬なのかもしれません。問題は見かけではわからないことです。1頭だけ、他の犬を見ると明らかに興奮状態に陥る巨大なピットブルがいます。飼い主は引き綱で散歩させていますが、もし引き綱がはずれたら、と思うとゾッとします。

この近所で闘犬種を飼う人たちには共通点があります。それは若い男性だということ。中には犬を連れた通行人が怖がるのをおもしろがる人もいます。関わり合いのないのがベストなので、私は遠くに闘犬連れの人が見えたら、そっちの方向には行きません。

こうして、ゆっくり犬の散歩さえできない環境になっています。そう感じているのは私だけではなさそうで、今夜テレビで闘犬種の特集があります。

秋田犬、これではノイローゼになります!

ザギトワ選手に贈呈されたマサルをきっかけに秋田犬ブームが続いているようですが、何か変だと思いませんか。

秋田犬を飼いたくなった人もいるでしょうが、秋田犬は安易に飼える犬種ではありません。ドイツでは多くの州で、危険犬種のリストに入っていて、定期的に行動テストを受け、安全な犬であることを証明しないとなりません。

秋田犬がブーム、とマスコミは宣伝してほしくないです。宣伝文句につられて飼いたくなる人が必ず出現しますから。

今日、日本のニュースで秋田県にある秋田犬の「ふれあい処」という記事を読みました。写真を見てびっくり。

犬が狭い柵の中に!入れ代わり立ち代わり観光客や見物客が訪れて犬を囲んで眺める。これは動物にとってはすごいストレスです。

「ふれあい」って言葉、一体どこがふれあいなんでしょうか?

大きな広場で自由に遊び回る秋田犬たちを遠くから見物するっていうのならまだしも、狭い柵に閉じ込められた犬を眺めて満足する気持ちが私には理解できないです。(哀れなこの秋田犬たちは過度のストレスからノイローゼになると思います。)

消防団、リスの赤ちゃんたちを救助

今朝の新聞記事から翻訳します。


母リスが死んでいるのを発見した人が、木の上のほうにリスの巣があって赤ちゃんたちがいるのを見つけました。何とか保護しないと死んでしまいます。しかし、巣は高いところにあって普通のはしごでは届きません。そこで消防団にお願いすることに。
駆けつけた消防団は、はしごを使って無事赤ちゃんたちを保護しました。


(ドイツには一般の消防団とボランティアから成る消防団がありますが、これは後者の団員の活躍です。)

新しいファミリーを募集するテレビ番組

飼い主のない犬猫、ハムスター、ウサギ、小鳥などに新しいファミリーを探すにはさまざまな方法があります。

新聞やペット雑誌で紹介したり、ペットショップやスーパーマーケットや動物病院のメッセージボードで張り紙をしたり。

テレビ局もティアハイム(動物保護施設)にいる犬猫や一時的に個人に預けられている犬を紹介して新しいファミリーを探します。これはテレビ局の協力なしではできないことです。

インターネットでも動画付きで紹介するので、探す側としても本当に便利になりました。

ドイツには名前のない犬はまずいません。ティアハイムにいる動物たちにもみんなに名前があります。テレビでは名前、性格、年齢、健康状態、どのような過去があるのか、詳しく説明します。

テレビ番組で楽しみな部分は、前に紹介された犬猫たちが今どんな暮らしをしているか、新しいファミリーにインタビューも含めて見せてくれることです。幸せになった動物たちは顔つきも毛並みも違います。おどおどした表情や悲しげな目はもう見られません。ファミリーの一員として迎えられて、見ている側もほっこりします。

ジッペイくんたちが教えてくれたことを私たちは忘れてはならない

6年前に起きた悲しい事件:ジッペイくんと兄弟犬たちの死を覚えていらっしゃると思います。私は暑い夏が来るたびに哀れな犬たちのことを思い出してしまいます。

ご存知ないかたは、ここにan-zenさんというかたがまとめられた記事がありますので読んでみてくださいね。

https://matome.naver.jp/odai/2134455953476239601

飼い主はどうなったのか、結局分からないままに時は過ぎました。

もしもこれがドイツだったら、完全に処罰の対象ですし、犬を飼う資格を失っているでしょう。

ここでも何度か書きましたが、ドイツでは暑い日に犬が車に置き去りにされているのを見つけたら窓を破って犬を救うことができ、オーナーは感謝こそすれ、壊した窓の弁償する義務は救った人間にはありません。

ドイツ民族は見て知らんぷりすることのできない国民性があり、たいていの場合、置き去りにされていてもすぐに通行人が発見して犬は無事に助けられるケースがほとんどのように思います。

ある春の暖かい午後、小さな用事を済ませるために友人は犬を車に残して(3分内に戻るつもりで)出て行きました。戻ってみたら通行人2人が車を覗き込んでいて、犬を救助する寸前、だったそうです。その日は暑くはなかったのですが、車内はどんどん温度が上昇します。「4月にもなると暖かい日があるので、春も車内の温度に注意すること」と犬の雑誌に警告が出ていました。


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