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マキシの100%ミンクコート2万円

冬のコートが店に並ぶ時期が来ました。
疑い深い私は、コートのえりやフードに付いている「毛皮」を触ってみます。最近はほとんどが人工毛皮のようです。

市内の毛皮コート専門店はついに店じまいしました。
先日、街の古物屋の前を通ったら、店先にミンクのショートコートとロングコートが下がっていました。新品のときは何十万円もしたはずです。でも中古は十分の一以下で買えます。

つまり、もうステータスシンボルではない、ということです!

我が家の地下室にも2着の、黒と薄い茶色のミンクコートが眠っています。義理の母が5千ユーロ以上出して買った物ですが、亡くなったときに私が引き取りました。動物愛護の団体のデモンストレーション用に利用したいと思ったからです。
あちこち聞いて回りましたが、「見るのも触るのもおぞましい」らしく、引き取り手は未だにありません。どう処分したらいいものか悩んでいます。数百匹の哀れなミンクたちの魂が浮かばれるような手段を選択したいのですが。(ちなみにミンクのコートはずっしり重い!こんなの着て歩いたら肩がこって仕方ないでしょうに。)

近年ミンクや狼やキツネのコートを着ている女性はほとんどが高齢です。昔の物だが捨てられない、っていうオーラが出てます。新品を着ている若い女性もたまにいますが大体が、「毛皮はゴージャス」と勘違いしている外国人女性です。

小さい行為でも大きなエネルギーに発展できる

前回、前々回とツィモーネさんが実行していることを紹介しました。

新聞の個人売買のコーナーに、写真と動物愛護の事実を一言付けて掲載しているツィモーネさんです。

この欄を読んでくださっているかたは動物愛護に理解がおありのかたばかりと思います。そんな事実、よく知っている、とおっしゃるかたも多いのではないでしょうか。

問題は、動物のことなど、ましてや家畜のことなど、考えてもみない人たちも多いということです。そういう人は、お肉や玉子を買うときに動物たちの生前の姿や養鶏所のありさまを思い浮かべたこともないでしょう。日本のテレビでは普通、養豚所や養鶏所の中を詳しく紹介しないからです。きっとスポンサーが嫌がるのでしょう。そして日本では視聴者の中には、気分悪くなるからそういうシーンは嫌だ、と苦情を言う人も少なくないそうです。

犬猫は大好きで飼っているけど、ステーキも肉じゃがも大好物だけど、牛や豚がどのように飼われているかは見たくない、聞きたくない、知りたくない人たちに事実を少しでいいから知ってほしいとき、ツィモーネさんの方法は効果があります。

とにかくまず、事実を知ること(知らせること)から家畜の福祉はスタートするのです。

いろんな新聞に掲載してます、とツィモーネさん

前回の続きです。

新聞で見た動物愛護の写真入りの短い記事について。

ツィモーネさんという名前でメールアドレスがあったのでメールを出してみました。返事が来ました。

「私の方法に賛同してもらえて嬉しいです」とありました。定期的に色々な地方で新聞に掲載しているそうです。人は可愛い犬猫の写真につられて、短いその記事に目を通すでしょう。人の目に触れないところで何があっているか、事実を知ってほしい、とツィモーネさんも思っています。

私たちはふだん、あまり考えることなくスーパーで肉やタマゴを買っています。でも、事実を知るべき時が来ている、と、最近とみに思うようになりました。目をそむけてはならないのです。

これは「家畜の福祉」。一定の日数がたてば家畜は屠殺されますが、生きているあいだ、家畜が苦痛を受けることなく、その動物にふさわしい環境で自然に生きることができるようにする。ドイツではこの、「動物の福祉」がよく話題になります。有力な新聞やまじめなテレビ番組で取り扱われる課題です。

ドイツの新聞で見つけた

新聞の「売ります、譲ります」の「その他」欄で見つけた可愛い犬猫のカラー写真3つ! かなり目立ちます。(掲載者はツィモーネという名前みたいです。)

でも、犬(どこから見ても代表的雑種!)の写真の横には牛さんの顔が。猫の写真の横には豚さんの顔が。そしてもう一頭の犬の写真の横には生まれたばかりのヒヨコさん。

牛と犬の写真の下には:
「知っていますか? ドイツでは毎年7億4500万頭の家畜が屠殺されています。1秒ごとに23頭、という計算になります。私、考えただけでゾッとします。」

猫と豚の写真の下には:
「知っていますか? ドイツでは毎年1300万頭の豚が廃棄処分されているんです。私はこの事実にショックを受けました。」

ヒヨコと犬の写真の下には:
「知っていますか? ドイツでは毎年4500万羽の雄のヒヨコが雌雄鑑別の後、生きたまま(!)シュレッダーにかけられたり、ガスで殺されています。」

ベルギーの海の町に行ってきました

ブランケンベルヘというベルギーのビーチで4日間過ごしました。もちろん犬連れです。

第一印象は、どちらを見ても犬を連れた人が多いってこと。ドッグウオッチャーにはたまりません。滞在中はずっとあいにくの雨と風でしたが、犬の散歩はどんなに雨でも風でも行かなければならないわけですから宿から犬と人間を見ているだけでも十分楽しめます。

ドイツと違う点はリードにつないで散歩している人がほとんどだということ。ビーチに沿って広い歩道がずっと続いているのですが、そこも犬はつないで散歩しています。リードなしで歩いてはいけないという決まりがあるのかなと思いました。ドイツでは反対で散歩道だとリードなしのほうが多いですから。(ドイツでも街なかや公園はリードにつなぐという決まりがありますが。)

それにドイツには至るところに犬用のウンチ袋が入ったポストとゴミ箱がありますが、ベルギーではウンチ袋はただではなく購入するものなのだそうです。ゴミ箱もビーチ以外では少なくて捨てられるところがかなり限られていました。でも道はほぼきれいでした。

もちろんレストランも犬OKです。カフェやレストランでは椅子に布か座布団を敷けば犬も椅子に座らせることができます。これはドイツではやりにくいです。犬を椅子にあげるドイツ人もいないわけではないけれど、犬はテーブルの下、みたいな雰囲気です。ベルギーではごく普通に椅子に座らせているのが面白かったです。犬が好きでない人にとってはベルギーはいい国ではありませんね、うふふ。

犬がプールで遊ぶ日

昨日は日曜日。各地の公営プールは土曜日が最後の日、そして日曜日はワンちゃん達もどうぞ、というわけで犬たちが思いっきり泳げる日であります。もちろん人間も一緒に泳ぐことができます。

中に入ると、プールを満足顔で泳ぎ回る犬がたくさん! プールサイドでは犬たちが追いかけごっこをしているし、「我が子」を写真におさめようとパパママたちがカメラやスマホを持って、ベストショットを狙って歩きまわります。大きな犬を抱えて水の流れる滑り台から滑ろうとする人もいます。微笑ましくて私を幸せな気持ちにしてくれるのでした。

犬にプールを開放するって、なんと粋な計らいでしょう! 

動物実験をしていない化粧品を使いたい!

動物実験についてはドイツでよく話題になります。多くの大学で、できるかぎり動物実験はしない、という傾向にあります。

化粧品の会社はすでに動物実験を廃止しており、動物実験をしている化粧品会社の製品は輸入禁止です。

また最近は「この製品はVEGAN(ヴィーガン)」と書いてある化粧品をよく見かけます。「ということは化粧品って動物由来の材料を使ってるわけ?」と思って調べたら、口紅に牛脂とか使ってる会社があるみたいです。

ドイツでBIO(ビオ)と書かれた化粧品は材料も植物性で、安全、安心です。
こないだチロル地方で、「プリマヴェラ」というヨーロッパではよく知られたオーガニック化粧品会社の本店を見つけました。この会社は自社の商品に使うハーブや香り高い花を育てています。人間にも動物にも自然にもやさしい化粧品です。

実験に使われるビーグル犬

ドイツには実験に使われたビーグル犬だけを専門にする保護団体がありますが、アイダビッシルにも製薬会社から薬の実験に使ったビーグル犬がやってきます。

コンクリートしか知らなかったビーグル犬たちは土も草も太陽の光も知りません。名前さえないのです。

芝生に座り込んで、次はどうしたらいいかわからない犬たち。でも、草の匂いをクンクンするうちに、表情に変化が現れます。
数時間後には芝生で駆け回る彼ら! 「よかったねえ! これから人間の愛をいっぱい受けて、人間を愛して、幸せになって!」と祈ります。何度見ても涙なしでは見られない実験ビーグル犬の出発日です。

日本の製薬会社でも犬を使った実験があっているはずです。日本のある獣医さんが学生のころ製薬会社の実験室方面から犬の鳴き声がした、と言っていました。日本では実験が終わったら犬たちはどうなるのでしょうか。

オーストリアの動物の楽園

オーストリアの、チェコとの国境に近い田舎にAIDERBICHL(アイダビッシル)というところがあります。そこは、苦しい目にあった動物たちが安心して余生を送ることのできる楽園です。

盲目のロバ、製薬会社の実験に使われたビーグル犬、ルーマニアで殺される寸前だった放浪犬たち、製薬会社の実験室で十年以上も狭い檻に閉じ込められていたチンパンジーたち・・・

犬や猫は新しい飼い主を募集します。

そこで一生を送る大型の動物たち(馬やラクダやロバやチンパンジーたち)は、広い広い敷地内で駆け回ることができます。個人は彼らのPATE(ペーパー上の里親)になることができます。

ここはオーストリアの有名な俳優だった人が始めた動物ハイムです。著名人と交流のあった彼はこの動物の楽園をたちまち有名にすることができ、お金が集まりました。

集まった寄付金で、チンパンジーの家ができました。生まれて初めて草や土の匂いをかぐチンパンジーの姿は感動ものです。一歩一歩、本来のチンパンジーに戻りゆく行程を周囲は静かに見守ります。それまでの悪夢はすでに過去なのです。

アイダビッシルのホームページは次の通りです。

https://www.gut-aiderbichl.com/

買い物袋のハムスター一家

昨日の新聞から。

毎週水曜日は市で一番大きいティアハイムからのファミリー探しの記事が掲載されます。昨日はハムスターでした。

紙袋にハムスター、合計10匹入れて道に捨てた人間がいたのです。見つけた人がティアハイムへ持ち込みました。ハムスターのカップルと8匹のベビーハムスターでした。爪がマニキュア液で塗られていたそうです。

ティアハイムは、このハムスター一家を全員まとめて引き取る人を探しています。(すでに見つかったころかな?)ただし、屋内に特大のケージを準備できる人という条件付きです。

ドイツの動物愛護はスペースに関してきめ細かいのです。いつも行くDIYの大型店には熱帯魚や金魚のコーナーがありますが、そこに大きなパネルがかかっています。一匹の魚に必要なスペースの指示です。これは単に参考にする案内ではなく、動物愛護法の法律です。中国の伝統として、小鳥を小さい竹籠に入れて飼育しているのをテレビで見るたびにドイツの法律を思い起こすのでした。

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