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保護施設から犬を引き取る時にするべきこと

今日の新聞に、保護施設から犬を引き取る場合の注意事項が紹介されていました。
ドイツの動物保護施設で犬を引き取るのは、実はそう簡単ではないのです。本当にその犬と相性が合うのか、施設側も希望者も見極める必要があります。
この犬を引き取りたい、と思ったら、まず散歩に連れ出します。そして、数回通って、犬と仲良しになる。散歩に行く。家に連れて行って犬の反応を見る。

そこまでしないと、犬が新しい飼い主と相性がいいのかどうかわかりません。
晴れてお目当ての犬を譲り受けることが決まったら、200~400ユーロ支払います。施設によって金額は異なります。これには予防注射代や、オス犬の去勢代金も含まれていることがあります。そして、施設で食べていたエサを分けてもらい、徐々に家で与えるエサに慣れさせます。

ドイツの考え方を見ていると、「人間は犬の立場になって考えている」という気がします。犬の幸せは(そして、すべての家畜動物の幸せも)人間がどう振る舞うか、によって決まるのです。

ヴィーガンになりたいけど

みなさまはお肉やお魚を召し上がりますか。私はお魚中心の生活、たまに鶏肉をいただきます。

でも心の中では、本当はヴィーガンになりたいなあって思っています。ドイツでも若い人を中心に、乳製品も玉子も食べない、ベジタリアンより更に厳格なヴィーガンが増えているんですよ。今ではどのスーパーにも、ヴィーガンのコーナーが設けられているくらいです。大学の食堂ではヴィーガンやベジタリアンのメニューはもはや当然といった具合です。

私がヴィーガンになりたいと思うのは、現代の動物の飼育が家畜にとって不自然なケースが多いという理由からです。一生、土を知らない鶏たち、狭い畜舎で育つ牛、横になることさえできない豚、生まれたとたんにオスだからという理由で殺されるヒヨコたち、オスの牛は隔離され、陽の当たらぬ小屋で屠殺までの数ヶ月の命。

これでいいんだろうか?
人間はこんなこと、し続けていいんだろうか?

そんな疑問がいつも心の中に渦巻いていて、玉子を割るたびに、ヨーグルトのフタを開けるたびに、大きな疑問符が目の前に浮かび上がるのです。

高齢犬だけを斡旋する保護団体

保護施設に仔犬や幼犬が来ると、1,2日内に引き取り手が見つかりますが、10歳以上ともなると難しくなります。そもそも仔犬が保護団体に来ることはめったにないそうです。仔犬は引っ張りだこなのです。(だから東欧から仔犬をスシ詰めにして密輸する人が減りません。)

ドイツには10歳を超した犬専門に扱う団体があって、様々な犬種と雑種の高齢犬が新しいファミリーを待っています。先日は16歳雑種、という子がいました。近所の50代の女性は、13歳の大型雑種のむく犬を引き取りました。

天国に送り出すまでの間、たとえ一緒にいる期間が三ヶ月でも半年でも、地上での残された時間を安心して生きるチャンスを与えることができたら、と思います。

私も、再び犬を引き取るとしたら10歳以上を選ぶでしょう。自分の年齢も考慮に入れないとなりませんものね。

東欧から来た犬たち

最近は東欧から連れて来られた犬が本当に多くなりました。

これまである犬種にこだわって、ブリーダーから血統書付きの犬を買っていた人たちも、その犬が亡くなった後、次はティアハイムや愛護団体から譲り受けるというケースです。

近所には、ルーマニアから来た犬が何頭もいます。ルーマニアでは動物愛護意識がまだまだで、保護されている犬を撲殺したり、きちんと避妊手術を受けて再び放たれた犬たちが銃殺されたり、悲しい話が跡を絶ちません。

私が住んでいる町にも、ルーマニアの犬を救うグループがいくつかあります。

近所の人が飼っているルーマニア出身の犬たちは大型犬も小型犬も、おとなしく、やさしくて、こんな犬たちを殴り殺すという行為が理解できません。

私がテレビでたまたま見てしまった悲しい光景を思い出してしまいます。道で小型犬を殴り殺そうを棍棒を振り下ろす男、保護施設のはずである収容所で、おとなしい犬たちを引きずり出しては棍棒で撲殺する男たち。哀れな鳴き声が耳から離れません。(それは隠しカメラで撮影された映像でした。)

ヒヨコの運命はいかに?

この欄では犬猫だけでなく、家畜動物一般についても情報をお知らせしたいと思っています。

「なんだ、ニワトリの話?」とお思いにならず、ペット以外の動物たちの命についても一緒に考えましょう。

ドイツでは今、ヒヨコの殺処分について論議を呼んでいます。

ここでも何度か書きましたが、多くの先進国で、オスのヒヨコは一日を待たずに殺されてしまいます。最近、テレビでよく、殺処分シーンが報道されます。私など、目をそらしてはならないとわかっていながらもやっぱり見るのが苦しくて、つい横を見てしまいます。

そして、玉子を買うときにそのシーンが頭に浮かびます。鶏肉を買うときにも。朝、目玉焼きを作るときにも。

オスのヒヨコを即、殺すのは人道に反する、しかし、オスのヒヨコを生かす方法は?

さらに多くの養鶏場が必要となります。ドイツではオリに閉じ込めて飼うことは法律で禁止されていますから、放し飼いということになりますが、それにはより広い土地が必要になります。ドイツで養うのがムリならば、東欧諸国のようなドイツより物価の安いところへ移送して養うことになるのでは?といった意見もあり、本当に難しい問題です。

今日、オスのヒヨコ殺処分に関する法律ができるかどうかの判定がなされることになっています。

その是非は数年来、ニュースになっていますが、いずれ、生まれたばかりのヒヨコの殺処分は法律で禁止されると思います。

しかし、オスのヒヨコも数ヶ月で精肉工場行きでしょう。
どちらが人道的か?という疑問は終わりそうにありません。

猫25匹置き去りにした人、名乗りでてくださいって、どうゆうこっちゃ?

本日のテレ朝、インターネットのニュースで次の記事をご覧になりましたか。

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千葉県市原市の動物病院に猫25匹が置き去りにされているのが見つかりました。

 27日午前7時ごろ、市原市の動物病院の倉庫の前に、ペットを持ち運ぶための大きさ50cmほどのバッグ3個が置かれているのを出勤した病院の関係者が見つけました。警察によりますと、バッグの中には子猫10匹を含む合わせて25匹の猫が入れられていました。いずれもけがなどはなく、元気だということです。病院によりますと、半年ほど前にも今回と同じバッグに複数の猫が入れられ、置き去りにされていました。警察は「一時的に猫を預かっているが、飼い主は早く名乗り出てほしい」と話しています。

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飼い主に、早く名乗りでてほしいそうです。

飼い主は、「ああ、うっかり置き忘れてまして、すみませ~ん!♪」とでも言いながら、頭かきかき、引き取りにやってくるとでも? 名乗り出てほしい、という発想がおめでたいというか、恐い。これって、ドイツだったら犯罪として扱われます。犯人に自首してくださいと呼びかけるのならまだわかるけど。日本では犯罪じゃないのですか?

哀れなのは捨てられた猫たちです。まずは保護施設に収容して、健康診断の後、予防注射と避妊去勢(←これだいじ!)を施し、ファミリーを探す。それが動物愛護先進国。

飼い主が頭かきかき、引き取りに来なかったらーーーー殺処分?

犬猫の身分証明

災害が起きたときを想定して、犬猫のことも考えておかなければなりません。犬猫も家族の一員なのですから。

パニックにおちいって逃げ出すこともおおいに考えられます。誰かが保護してくれても飼い主を探すのが大変です。

その解決法はただひとつ。

「チップを埋め込んでもらう」

ドイツの犬はチップ埋め込みが義務です。犬と飼い主の情報はすぐにわかります。チップがまだ一般化していなかったころは、イレズミを耳の中や内股にいれるという方法が多く用いられていました。

日本もチップ埋め込みが義務になればいいのに、と思います。保健所の殺処分も、チップから情報を得て、飼い主を特定したり、確認することができるでしょう。売れ残った犬を殺処分に持ち込む人の傾向もわかるでしょう。何回も犬を殺処分してもらいに連れて来る人は、要注意人物となるでしょう。

世界最年少の動物愛護団体?!

フランクフルトで新しい動物愛護団体誕生!
これまでのと少々異なる点は発足人とメンバーの年齢にあります。なんと6歳から9歳の女の子たちが立ち上げたんですから。

始まりは、ケガしたウサギを公園で見つけたことでした。女の子たちはケガしたウサギを捨てた人がいるという事実にショックを受け、ゴミとして扱われたウサギの絵を描いて、店に許可をもらい貼って回ったのです。
「子どもたちは肉屋さんにも出向いて、ポスターを貼らせてくださいと頼んだそうです。」と担任の教師は述べています。(貼らせてくれたかどうかは不明ですが。)

突如、動物愛護活動家となった女の子の母親は言っています。
「ウサギを保護したことがきっかけとなって、子供たちには次々と疑問がわいてきたようです」。

たとえば、

人間の価値は動物の価値より勝っているの?

人間は人間を食べないのに、なぜ動物なら食べてもいいの?

ケガしたウサギは動物救護グループ体が引き受け、治療中だそうです。ケガが治ったら、動物ホームに送られ、新しいファミリーを探すとのこと。

ドイツには野良犬はいないが野良猫はいます

ドイツには野良犬というのは存在しません。捨て犬というのは存在しますが。高速道路のサービスエリアに犬が繋がれて、数時間たっても誰も来ないので捨て犬とみなされて保護される話をたまに聞きます。
首輪のない犬が放浪していた、というケースもあります。ただし、捨て犬がドイツを放浪できるのは最長2日ではないでしょうか。誰かが必ず保護するからです。駅の一角につないでちょっと用足しに行って戻ってみると、自分の犬のまわりに人だかりがしていて、「捨てられたのだろう、保護しよう」と人々が相談していたそうです。

警察や民間人が保護して、動物保護ホームに連れて行き、飼い主を探しますが、飼い主不明であるとわかった段階で「ファミリー求む」の候補犬になります。
捨てられていた犬が子犬、というケースはめったにありません。子犬を保護した、などという情報があれば人がホームに押し寄せるでしょう。ときどき、東欧との国境付近で、ヤミ商売人が小型犬の子犬を大量にドイツへ密輸する事件が発覚しますが、最寄りのホームはたちまち長蛇の列となります。もちろん毛布やタオルやフードやお金の寄付はどっと集まります。

猫は野良がいます。野良とは言っても餌はもらえるし、栄養がいいせいか毛並みはつやつやで、一見野良公には見えないのですが、人に馴れていないという点で違います。人に馴れた猫はもう野良公として留まることはなく、大体において誰かが飼うことになってしまうからでしょう。つまり、猫が人よりも自由を愛するタイプであればそのままにしておこう、という考え方なのだと思いますが、老いた野良猫、病気の野良猫は放っておくわけにもいかないので、人に馴れていない猫専用の猫の家とかも存在します。自由に外と中を行き来できるようになっていたり、広々とした屋内は運動不足にならないよう、遊園地ふうにいろんな工夫がしてあって、ドイツの野良猫は幸せ者だなあと思います。

もちろん避妊去勢は常識です。犬も猫も引き取り手を探すときは一般に避妊去勢をしてから、が基本です。友人が一年前に引き取った小型犬ミックスは5年もヤミ繁殖で使われた犬でしたが、ホームにいた2週間の間に避妊手術を済ませてありました。(長い長い契約書の中には、もし引き取った後に犬が妊娠していて、仔を産むようなことがあれば、仔犬はすべてホームに属する、という項がありました)。純血種であるかどうかに関係なくドイツではペットの避妊去勢手術は当たり前のことです。

日本の市町村経営の愛護センターや保護センターが、ガスで犬猫を窒息死させるところではなければどんなにいいことか。避妊去勢手術を犬猫に施し、不運な犬猫が増えることにないようにする場所、新しいファミリーを探す場所になってくれたらすばらしいのに、と思います。

ガス室を設置しているかぎり、愛護センターとか保護センターというような名称は不適当です。ガス室で殺処分するのは、愛護でも保護でもないからです。殺処分センターとはっきり呼ぶべきです。

薬局も犬と一緒に入れます

ドイツではほとんどのレストランに犬を連れて入ることができます。デパートも食品売り場以外はOKです。スーパーマーケットや食べ物を売る店は犬ダメのサインがあります。

私がいつも、「うふっ」と笑ってしまうのは、薬局はOKという点です。食べ物がむき出しになっていないので犬同伴でも構わない、ということなんでしょうね。

こないだ行ったカナリー諸島のリゾートホテルにも、イギリスから黒いラブラドルレトリバー犬同伴で滞在している男性がいました。男性は難聴の問題があり、犬は聴導犬でした。飛行機の中も、もちろん犬同伴だったそうです。
プールサイドも、ビュッフェ式のレストランも犬と一緒で、男性と犬は一心同体という感じ。食事中など、普通の犬に戻っていて、「お願い、お願い、そのステーキ、一口でいいから、ちょうだい、ちょうだい」と目で訴えるワンコ!ひたすら男性の手もとを見つめる犬の姿にほっこりしました。

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