記事一覧

犬を救助して下さった自衛隊の方々へ

災害時に自衛隊の方々が犬を救助したということを批判している人がいることを知り、唖然としました。

自衛隊の方々に申し上げます。私は犬の命を救ってくれたみなさまに心から感謝しています。

犬の命をもひとつの命として見て下さったこと。それは海より深く天より高い尊い行いであると思います。

ありがとうございます。犬たちに代わって心からお礼を申し上げます。そして、飼い主の方々、どうぞ周囲の非難に負けないでください。

救われた犬たち

インターネットのアメリカのニュースで、殺処分寸前の犬2頭の写真を見てしまったのは半年前。2頭は恐怖で抱き合っていました。その姿があまりにもあわれで、私はそのニュースをクリックするたびに、犬たちの写真を見てしまうのが苦しくてなりませんでした。せめて苦しむ時間が少なく、殺処分が速やかに終わったことを祈るしかありません。

同時に、もしかしたら写真を見た誰かが、もし間に合うのなら、と殺処分センターに連絡して救うことができたのではないか、とも思い、そうであったことも祈っていました。

半年後の先日、私はあの犬たちが実際は死なないですんだことを知り、ようやく心のもやもやが取れたのでした。恐怖で抱き合う2頭の犬の写真が、やさしい誰かの目に止まり、引き取られたそうなのです!

私は嬉しくて、引き取った人に感謝の気持ちを送っています。

こんなふうに、収容された犬たちを多くの人に紹介すれば、引き取られる可能性は大きくなります。

日本でもテレビや新聞が協力してくれたらどんなにいいでしょうか。ドイツでは、テレビで紹介しています。

みなさまも、ペットショップや安易に繁殖している人から買うのではなく、殺処分される運命の犬をどうか家族に迎え入れてください。

鉄格子のむこうから私を見つめていた

その哀れな犬を私はどうしてもあきらめきれなかった。ギリシャの殺処分所で死を待つだけの8歳の小さな犬。

ドイツのある愛護団体から、「この犬はどうですか」と連絡が入ったとき、友人は飼う犬を別に決めた後だったのだ。

私たちはすぐにメールを書いた。寄付をしますからその犬を救ってください、と頼んだ。
翌日返事が来た。ギリシャのその殺処分所では引き取り手が決まっていなければ出すことはできないのです、と。

私はガックリ来て、夜なかなか寝付けなかった。友人も同じことを言った。私たちはこう書いた。お金は必要なだけ、どれだけでも出します、と。もう春の服も靴も要らない、あの絶望の目を幸福の光で満たすことさえできたら何も要らない。

翌日返事が来た。あの犬を救うことができた、と。私たちは、去勢費用、獣医による検査費用、チップ費用、輸送費を申し出ている。

5キロ内の犬を探しています

ところで、前回ここで少し書いたルーマニアの保護施設、何と8千頭も収容していて、世界一大きな保護施設なんだそうです。ドイツのテレビでもよく紹介されています。
今、友人が5キロ以内の小型犬を探しているので、毎日スペインやこのルーマニアの動物ホームのホームページを見ています。友人は66歳ですが、動物ホームのほとんどは60歳以上の人に若い犬を勧めません。犬のほうが長生きしたり、飼い主が高齢になって将来飼えなくなるのを危惧するのです。もっともだとは思いますけど友人はガックリ来てました! 
まあ、いずれにしても始めから5歳以上の犬を引き取るつもりだったのですけど。こないだ天国に行った犬は小型でしたがズングリしていて10キロ以上ありました。それでアパートの2階に住む彼女は19歳の歩けなくなった高齢犬を抱えて階段を昇り降りしなければなりませんでした。そして、次の犬は5キロ以内の小型犬がいい、ということになったのです。
ところが5キロ以内、5歳ぐらいという小型犬はいるようでいない!ドイツの動物ホームにいる犬はだいたい中型以上から大型犬が多いようです。

この数日、ずっとコンピュータのスクリーンを眺めていたので、腕と肩が痛くなりました!

ルーマニアの収容所の犬たちを見ると、たくさんお金を貯めて寄付しよう!と思います。みんなに幸せになってほしい! 

みなさまも、どうかペットショップではなく、保健所で殺される運命のワンコを家族に迎え入れてくださいね! 

死んでいてくれたほうがよかった?

福島のある保護団体にボランティアに行った友人の話です。
犬を保護して飼い主がわかり、電話で知らせると、「『生きていたんですか・・・・・死んでくれていたほうがよかったのに』」と言われたことが一度や二度ではないです。人間不信に陥ってしまいますよ」と言っていました。


その保護団体の人たちは病気や高齢で引き取り手のない犬猫たちをだいじに世話しています。治る見込みのない腫瘍をいくつも持った犬も、みんなと一緒にムシロの上でエサを食べているそうです。

死んでくれていたほうがよかった、という心理は何なのでしょうか? 自分たちが生き延びるだけで大変なのに、犬猫の世話までできないし、これは困った、厄介なことになった、ということなのでしょう。

友人の嘆きを聞いて、何て哀れな話だろうかと悲しくなりました。

台湾で狂犬病騒ぎ

お隣の国、台湾で狂犬病にかかって死んだアナグマとネズミが見つかり、台湾の政府はワクチンを緊急に大量輸入しました。ワクチンは無料で接種してもらえます。接種日には犬を連れた飼い主が行列を作りました。それを見て、「じゃ、この人たちは飼い犬に狂犬病予防接種をしていなかったの?」と奇妙に思った人間は私だけではないでしょう。

台湾で野犬は「流浪狗」と呼ばれます。
南の方に、「流浪狗」を数十頭、数百頭を収容している人たちが何人もいますが、今その人たちのことがすごく心配です。毎日必死で3百頭分のエサを集めていたおじいさん、全財産を野犬の保護に使っている女の人。ワクチン、足りました、よね?

それに、台湾では昔の日本同様、犬を放し飼いにする人が多く、家や店の周辺や前でのんびり寝そべっている犬の姿を見かけるのは普通です。そういう光景も、もしかしたら見られなくなるかもしれません。狂犬病予防接種をした犬は耳にどこからでも見えるテープのピアスをつけるとか、何らかの方法を考えないと、流浪犬と間違えられて捕まえられるという恐れもあります。実際、最近、家の前にいた飼い犬が連れて行かれたニュースがありました。

場所によっては「地域犬」という犬もいて、飼い主は決まっていないのだけど、予防接種されていて、誰かがエサを与えている、そういう犬たちがあちこちで寝そべっている光景も目にしたことあります。「接種済み、避妊手術済みピアス」ゼッタイ必要です! ついでに日本の「地域猫たち」にも、遠くからでも見える「手術済みのしるし」が必要だと思うのですが。

台湾も日本も同じ島国なのに、そして50年も狂犬病が発生していなかったのに、なぜ突然? 誰もが抱く疑問でしょう。

野生動物の間で存在していたけれど、50年間誰も気づかなかったということなのでしょうか? それとも、国外から持ち込まれた野生動物が感染していたということ? 貨物船とかで偶然、上陸した?(←ネズミなら考えられますよね?)

そして台湾で起き得るということは日本でも起き得るということ。

もし日本で狂犬病に感染している動物が発見されたら……?想像するだけで恐ろしくなります。

「やっぱり犬なんか飼うんじゃなかった!」
「言わんこっちゃない。早く保健所に連れていきなさい!」
「やっぱり殺処分は必要だ!」
そんな声が巷に溢れ出すかもしれません。パニックで、殺処分所がたちまち満杯状態になるのでは? 

ドイツでは狂犬病に感染したキツネがたまに見つかります。「ここは狂犬病感染地域」と書かれた札(ふだ)が木に打ち込んである森や野原があります。札やニュースで狂犬病という言葉自体、普段から目にする言葉なんです。毎年、森にヘリコプターから狂犬病予防ワクチン入りのおだんごを撒きます。新聞に、「いつ、どこどこの森でおだんご巻いた」の記事が載ります。台湾でもおだんごを撒き始めているようです。

スイスではすでに99%の犬にチップが施され、ドイツでも義務になり、大方の犬にチップが埋め込まれているはずです。狂犬病の予防だけでなく、犬と飼い主の情報がわかる、となれば、義務化によってもたらされる恩恵は大きいと思うのですが。いかがでしょうか、この機会に。日本の政治家のみなさま。

昔、日本は犬をつないで飼っていた・・・・・・

日本とスペインは似ています。犬をつないで飼うという点で。それから要らなくなった犬は山に捨てたり、殺処分する、という点で。

スペインの田舎を歩くと、1メートルぐらいの鎖につながれた犬を見かけることは普通です。小屋の周りは乾いたフンだらけで、散歩に連れて行ってもらった形跡はありません。空の古い鍋が横に転がっています。水の入った容器があればまだいいほうです。日本では普通、つながれた犬も散歩に連れて行ってもらえ、飲み水も置いてある、という点ではずいぶんマシです。

しかし、つながれた犬は家族扱いは受けていません。
「犬を飼う」ということは、家族の一員を「ひとり」増やすことになるのに、です。私たちは家族の一員を鎖でつなぐでしょうか?

ドイツ人の中にはつながれた犬を買い取り、ドイツに連れて行く人もいます。村から村を巡って、犬が比較的自由に移動できるよう、せんたく物を干す針金を庭に設置して犬をそれにつなぐという飼い方を指導するドイツ人もいます。

私たちの日本、つないで飼うという習慣をそろそろ止めませんか。犬は外で飼う。つないで飼う。それは古い世代の飼い方です。犬の飼い方も時代と共に進化していくものです。

今日つないで飼っている人たちは、「ああ、そうですか。では家の中で飼います」とは、たぶん言いません。しかし、30年後の日本
で、「つないで飼うっていう時代があったのだなあ!」という会話を聞きたいものです。

それは虐待と呼びます

福島で取り残された犬たちや、いつも空腹で食べ物を探し回っている猫たちのことを考えると、我が国は一体どうなってるの?と腹が立ち、悲しくなります。

こんな場合こそ、国の力で動物たちを救うのが正しいのではないでしょうか。個人では限界があるし、個人の善意に甘えるかたちになっている。それどころか、実際に動物の命を救う人たちを「敵視」しているとしか思えないです。

それに飼い主も飼い主。

犬を世話するのに飼い主から許可をもらうって?
犬を治療するのに飼い主の許可?
病気の検査に飼い主の承諾がいるって?
何のこっちゃ? 狂ってませんか、この状況。

世話してくれてありがとう、じゃないですか。
治療してくれてありがとう、じゃないですか。

「愛する家族の一員」がつながれたまま、食べ物や治療を待っている、というのが変ではないですか?

そもそも、「つながれたまま=動物虐待」です。この人たちにとって、犬は家族の一員ではなく、生きている「防犯ベル」なのですね?

日本には動物虐待を防ぐ法律はないのですか?
新聞が、雑誌が、テレビがなぜこの現実を報道しないのですか?
いつまで個人の善意に頼るのですか?

真っ暗な倉庫に閉じ込められたままのハスキーだって?
えさを与えても無表情の犬だって?

彼らは生き地獄の中にいます。

ただでさえ、つないで飼うというのは虐待なのに、取り残された状態でつながれている、ということの恐ろしさを、私たちは今日、今、真剣に考えなくてはならないと思います。

「うちの犬は放っておいてください」という飼い主は、飼い主としての資格などないはずです。少なくともドイツやオーストリアやスイスではそうです。警察や保護団体が強制的に取り上げます。飼育禁止を宣告される飼い主もいます。犬の命が、飼い主の主義に優先
されるのです。

日本とドイツでは文化が違うからそういうこと言ってられる、と言う人いますが、文化の違いがどうのこうの私たちが議論している間だって、犬たちは生き地獄の中で、死が彼らを解放するまで生きていなければならない。

これって、おかしいじゃないですか?

福島の、つながれたままの犬たち

https://www.facebook.com/ganmann.hirayama/posts/183752191792315

どうか、これを読んでください。

なぜこの犬たちを保護できないのか、私には理解できない。
飼い主の了解を得てえさやり?

理解できない。

自分のファミリーをつないだままにしておける、という心理が理解できない。

真っ暗な倉庫に閉じ込めたまま、というのが理解できない。

みなさん、どうかこれについて、家族で、お友達の間で、職場で、話題にしてください。

これは虐待です。「自分の犬だから好きなようにしてもいい」のでしょうか? この犬たちは、飼い主が何と言おうと保護するべきです。これは犬たちの生き地獄以外のなにものでもないのです。

40トンのトラック4台がルーマニアに物資を運んだ

前回書いた、ルーマニアに犬用物資を運ぶトラックの続きです。

寄付された物資は何と40トン・トラック4台分!
始めはラーブさん(トラック女性運転手)は「十分に集まらないんじゃないかなあ」って心配していたそうです。ところが、メディアやインターネットで情報が流れると、ドイツとオーストリアから、アッというまにドッグフード、毛布やタオル、犬用玩具、犬用グッズが届いて倉庫は満杯になってしまいました。

個人からの寄付だけでなく、地元の大型スーパーマーケットや、企業も協力してくれました。(リストがあったので、私はラーブさんに寄付してくれたスーパーを選んで買い物しています。こういうことに関心のある店でしか買い物しないゾ!)ある企業は1500キロものコーンミールを寄付してくれたそうです。ルーマニアの骨と皮だけの犬たちがこれで満腹するまで食べることができます。

さて、途中からラーブさんの悩みは「全部をどうやって運ぼう?」になってしまいました。ラーブさんの運転する1台のトラックではとても間に合わない。しかし、運送会社があと3台の40トン級トラックを準備してくれたのです。もちろん運転する人たちも倉庫でトラックに荷物を詰め込む人たちも全員ボランティアです。(私たちが次回引越しをするときはこの運送会社を使います!)

オーストリアのウィーンでも物資が集まっていたので最後にピックアップした後、4台は無事ルーマニアに到着したのでした。

ラーブさんの活動は多くの人の共感を呼び、「ルーマニアのストリートドッグを保護しよう」というキャンペーンは大成功をおさめました。ルーマニアでは犬たちが無差別に撲殺されています。EUから犬の保護のために支給されている膨大なお金は横領され、犬たちのために使われるどころか、保護施設と謳う場所でさえ犬たちは撲殺されているのです。

そのルーマニアにもようやく真剣に取り組む保護活動家が数人現れました。ラーブさんはその人たちと絶えず連絡を取り合っています。

そして、「一頭でも多くの命を救いたい」というラーブさんの思いはどんどん実現化しています。ルーマニアに1000頭収容できる「動物ホーム」が7月、建築されるのです。

Links:超スーパーコピー時計,タグホイヤー スーパーコピー,ウブロコピー