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Zippeiくんたちの死:ドイツなら「動物虐待」として処罰の対象

このタレント兄弟犬と他の5頭の最期は、ご存知の通り、実に哀れなものでした。声帯まで切られていたそうで、最悪です。ドイツでは声帯を取り去るなど、もってのほか。

ところで、日本のテレビ局は今回の事件で何か学んでくれるのでしょうか。お金儲けのため、視聴者獲得のために、氷原を走るに適したような犬たちを真夏、車に閉じ込め、町から町へ移動して歩く。有名人を飼い主に見立て、「愛犬と共にふれあいの旅」という虚構の世界を作る。視聴者に、「なんてかわいい犬!」、「心がなごむ!」と言わせるために。

ドイツで車に犬を閉じ込めて出かけた結果、熱中症で犬が死んだら、飼い主は動物虐待として罰金を支払わなければなりません。幸い、犬が一命を取りとめたとしても、動物虐待で罰金です。日本のネットで検索したら、何人もの人たちがこう書いていました。「これは<立派な>動物虐待ではないのか?」。まさしくその通り。

しかし今回の事件を見てもおわかりのように、日本の法律では動物虐待になりません。ドイツではどこから見ても動物虐待として処罰されるというのに。

ドイツでは、暖かい日や暑い日に、たまたま車内に残されている犬を見つけたらまず飼い主を探しますが、飼い主がすぐに探し出せない場合は、迷わず警察に連絡。警察は窓ガラスを破って犬を救出します。中の犬がすでにぐったりしていて、警察を呼ぶ時間さえないと判断したら、窓ガラスを破っても罪になりません。ドイツの法律は犬の命と、犬を救う人を守るのです。

Zippeiくんたちの死は私たちに何を教えてくれるか

100度近いサウナに入っている時にドアが開かなくなり、助けを呼ぶにも声が出ない。そのような状態で彼らは死んでいったのですね。Zippeiくんたちが死に到るまで高熱地獄でどれほど苦しまなければならなかったか想像しただけで恐ろしくなります。

以前、日本のテレビのタレント犬が「使用後」は保健所行きというケースがあったそうです。又、友人の娘さんは雑誌のモデルで有名だったのですが、「撮影に使った動物を捨てるような世界はもういや」と言ってモデル業を辞めました。(彼女、撮影後に<廃棄>された猫を飼っています。)

飼い主でもない人間が飼い主であるような錯覚を視聴者に与え、犬連れで各地を訪問する。犬はこの場合、単に視聴者獲得の道具でしかありません。ドイツ人たちにこの番組のことを話すと、「それって犬にはすごいストレスでしょう? 動物虐待よ」と言います。一般の人の反応がこうなのです。


Zippeiくんたちの死を無駄にしないためには私たちがこのような番組にNOという態度を取るしかないのです。そのようなかたちで、私たちは哀れな一生を過ごすことを強いられる犬たちをなくすことができます。

犬を愛する人間は犬を金儲けの道具には使わないでしょう。ましてや手術で声帯を取ったりするでしょうか? (声帯を取ることなどEUでは禁止されています。)

もうあのような番組はボイコットしようではありませんか。
番組制作者にメールを出し、手紙を書く、電話をする。心の中で思うだけでは伝わりません。「タレント犬はもう要らない」という声を行動で伝えましょうよ。これが私たちに今、できることです。これがZIPPEIくんたちの死が私たちに残したメッセージだと私は思います。

今年からファーを買わないで

熱波のせいで西ヨーロッパは明日から数日間35度以上になるそうですが、街では夏のバーゲンも下火になって、からし色や茶色やグレイの服がショーウインドウに並んでいます。

冬のお洋服を一足先に買おうと思っていらっしゃるとしたら、お願いです、今年から、ファーの付いたものはどうか避けてください。

ジャケットのえり、フードのふち、ショールのふち、ブーツの足首部分、帽子の飾り、ブローチ、キーホルダー、動物のかたちの小物など、毛皮コートだけではなく、いろいろな部分に使われています。気づかずに買う場合もあるでしょう。

ファーには2種類あります。
動物の毛皮(リアル・ファー)と人工毛皮(フェイク・ファー)。

ここで述べる動物の毛皮とは、ミンク、チンチラ、犬猫など、毛皮をとる目的として繁殖された動物の毛皮のこと。犬も?と不思議に思われるかもしれませんが、犬を毛皮目的で繁殖する国が存在します。そのような動物たちは小さな檻に一生閉じ込められ、殺される時は、むろん麻酔もなく、大きな苦痛を伴う残酷な方法で皮を剥がれます。生きたまま剥ぐこともあります。(そのような現場の写真を発表しているブログやホームページやYOUTUBEがありますので、ご自分の目で確かめたい方は調べてみてください。)

それではフェイク・ファーにする?
ちょっと待ってください。実は、フェイク・ファーと表示してあっても本物の毛皮である可能性があるのです。なぜなら、フェイク・ファーよりも本物の毛皮のほうが安く生産される国があるからです。そして皮肉なことに、フェイク・ファーの出現によってリアル・ファーが強調され、「これはフェイクじゃない、本物!」を謳った商品も現れたのです。

すべては消費者の私たちにかかっています。
ファーを買わない。リアル・ファーもフェイク・ファーも。

消費者が求めなければ、ファッション業界もファーを生産する理由がなくなるのです。

動物実験をしていない化粧品を選ぼう

日本の動物たちを少しでも幸せにするために、私たち一人ひとりにできる、小さなことから始めませんか。

そのひとつに、動物実験をしていない化粧品を選ぶ、というすばらしい選択があります。「私たちの会社は動物実験をしていません」と宣言している化粧品を使いましょう。

EU諸国では化粧品の動物実験がほとんど禁止されています。残る最後の3つの動物実験も2013年の3月には禁止されることが決まっているそうです。EU諸国は動物実験をした化粧品を輸入することもできません。なぜ禁止になったのでしょう? それは別の方法が開発されて、動物実験の必要がなくなったからです。

しかし日本の多くの有名化粧品会社が残酷な動物実験を続けています。実験に使われるビーグル犬やウサギは、太陽の下で遊ぶことも、草原や土の匂いも知らず、そして愛も知らないまま、化粧品会社の付属研究所で苦痛を伴う皮膚実験をされ、みじめなだけの短い一生を終えているのです。

次に化粧品を買い換えるときは、このあわれなビーグル犬やウサギのことを想ってください。消費者が変われば、大企業も考えを変えるほかなくなるのです。

日本も化粧品の動物実験をしない国になってほしいと願います。

殺処分のある国から、殺処分のない国に連れてこられる犬猫

    ツーリストが犬猫をドイツに運ぶ

     隣人のテリア・ミックスはスペイン出身

 ドイツには、スペイン、ポルトガル、イタリアなどの南欧や、ギリシャやトルコから連れて来られた犬猫がたくさんいます。街の猫はほとんどが家の中で飼われているので道で出会うチャンスはありませんが、犬は散歩で新顔に出会うと、「どちらから?」という会話になるので、犬の出身国もすぐわかります。
 ちなみに、隣人の犬はスペインのバレンシアで海に沈められる直前に助けられました。たまたまドイツ人ツーリスト夫婦が目撃。「ちょっとちょっと、あんたら何やってんだあ?」と、その場で犬の親子を引き取ったのだそうです。
 EU内であっても動物の移動には「パスポート」が必要です。犬のパスポートとは、狂犬病の予防接種証明書のこと。母犬と幼犬2頭の予防接種を無事スペインで済ませ、夫婦は再びスペインからドイツの自宅までキャンピングカーを運転して戻りました。3頭の犬を乗っけて。
 隣人の男性はダックスフントを老衰で亡くした直後にその犬のことを聞いて、幼犬のほうを引き取ったのです。顔はヨークシャテリアっぽいですが、足がやけに長く、足の速そうなテリア・ミックスです。

      
      「東欧の犬たちを救おう」運動

 東欧も動物愛護意識からはまだ程遠く、ルーマニアのある市では犬の虐殺が繰り返されています。ドイツの動物保護グループは何度も市長に抗議をしましたが、まだ改善されていません。ストリートドッグの撲殺が日常に行われる町って、想像できますか? 
 犬のしつけ教室と犬のホテルを経営している知人のS氏は、仕事の合間にルーマニアの実情をスライドで人々に見せて、ルーマニアの保護団体のために募金活動をしています。
 もちろんルーマニアにも犬を救う人がいるにはいるのですが、東欧の中でも特に貧しい国ですし、そもそも個人で大規模な救出活動は難しいのです。それでも「見てられないから」と自分の家を犬たちの収容所に開放しているルーマニア人や、ドイツとインターネットで連絡し合って、救助活動をしている人たちがいます。
 ドイツの雑誌やテレビがそういった人たちを紹介して募金集めの手伝いをすることがよくあります。こないだも、テレビで、「ドイツから送ってもらったお金のおかげで、この小屋に屋根をつけることができました。これで雨の日も犬たちが濡れずにすみます。本当に感謝しています」という報告をしていました。

     日本の殺処分の事実を広めよう
   
 日本でも、テレビや雑誌で実情をもっともっと公開すればいいのに、と思います。
 一台4500万円も出して、「殺処分トラック」を走らせている町がある事実や、死に至るまで苦しみ悶える殺処分方法を安楽死と見なす政府の方針や、「犬出し日」があって早朝に回収する町があることなどを報道してほしい、と思うのですが。(その種の報道はスポンサーがいい顔しないと聞いています。)
 テレビや雑誌がスポンサーが恐くて報道しないのであれば、インターネットがありますね!
「私も何かしたい。助けたい。でも何をしていいかわからない」と思っているあなた。殺処分の事実をお友達に知らせてください。話題にしてください。私たちの「救いたい」という願いは、いつか大きなエネルギーとなって、日本から殺処分がなくなる日が来る、と私は信じています。まずは、事実を知る、知らせること、が第一歩です。

実験に使われたビーグル犬に暖かいファミリーを!

実験に使われたビーグル犬にも幸せになるチャンスがあります。


ドイツの製薬会社は、実験に使った犬が必要でなくなったら、犬を解放します。
ドイツでは普通、ビーグル犬が使われ、彼らは「ラボ(実験)・ビーグル」と呼ばれています。

そのようなビーグル犬たちはコンクリートの世界しか知りません。この世に空があることも、クンクンいい匂いのする野原があることも知らないし、土の上を歩いたこともないし、他の犬たちと遊んだこともありません。もちろん名前もありません。

ドイツにはこの「実験ビーグル犬」を製薬会社から引き取って、新しいファミリーを探す人たちが何人もいます。

解放されたばかりのビーグル犬は、びくびくおどおどしていて、公園の芝生に降ろされてもどうしたらいいかわからず、座り込んでしまいます。第一、車を見るのだって、乗るのだって生まれて初めてなのです。
でも心配はいりません。これからは新しいファミリーが暖かく見守ってくれるのですから。

「実験ビーグル犬」はすぐに他の犬と遊ぶようになります。早い子だと実験室から出て数時間で芝生の上を他の犬たちとかけっこすることができるようになるのです。名前をもらい、新しい家族から頬ずりされ、寝心地のいいソファで大好きな人の横で寝そべることができるのはもう時間の問題です。

日本の実験に使った犬たちも(もちろん他の動物たちも)「こうなったらいいなあ、こうなりますように」と私は祈っています。

ドイツからのレポート

     今回はドイツのことお知らせします

 テレビとコンピュータのスクリーンにかじりついていた2週間でした。ある避難所で電話受話器を握り締めた女性の手が大きく震えるのを見たとき、私も苦しくなって泣いてしまいました。
 またあるときは、瓦礫の中で半分残っている家を見ている一家が映し出されました。自分の家がショベルカーで壊されていくのを両親と一緒に見ている男の子。13歳ぐらいのその子は両手で顔を覆い泣き出しました。この光景は彼の脳裏から一生消えずに残るのでしょう。
 この2週間のあいだに、九州にあった家への執着心とセンチメンタルな思慕はかなり消えたような気がします。両親が亡くなり、ついに私は長い思い出のある懐かしい家を半年前に手放しました。 
 故郷の家はショベルカーで破壊され、毎年秋には無数の金色の花をつけたキンモクセイの大木も、父がクリスマスツリーにするつもりで植えたヒマラヤ杉も根こそぎ倒されて更地になっているはずです。
 大木だけでも救いたいと思い、市や県に相談したけれど、大木は無理だ、植え替える場所もお金もないと言われました。家と大木のことを想像するだけで悲しくなっていた私ですが、今回の災害で家族や家を失った人たちの苦悩に比べたら私の感傷など何と小さな、取るに足らないものでしょう。今はそのことを口にするのも恥ずかしいくらいです。

        
 犬猫の保護も気になって、インターネットで調べたり、日本の活動家の人たちに聞いたりしていますが、情報がまだあまり入って来ません。なにしろ被害地が広域であるため、かなりの長期戦になるだろう、とのことです。
 東京に住むオーストリア人の知人は災害に遭った人のゴールデン・レトリーバーを引き取りました。飼い主が病気で入院したので引き取ることにしたのだそうですが、そもそも中・大型犬は避難所に連れて行けないので、その犬の行き場はどこにもない状態でした。友人はすでに4、5頭の犬を飼っていて(どの子も捨てられていた犬)、もう増やすわけにはいかない、残った数頭と連れて母国に帰りたいから、と言っていたのですが。

 犬猫を保護しているグループが現地に入っているそうで、お金を寄付したいと思っている人も大勢いると思います。
しかし、「インターネットでしっかり調べてからにしてください」とのこと。過去に1億円も集まったのに犬猫のためには使わず私腹を肥やしただけの団体があったそうです。

      福島原発事故とドイツ 

 ここで、動物の話題ではないのですが……、福島原発事故でドイツではどんな動きが出ているかについてお知らせします。

 ドイツのテレビやマスコミは最近まで24時間、東北の地震と津波、そして福島の原発の話題だけでした。今やドイツで、「FUKUSHIMA」という固有名詞を知らない人はいないでしょう。

 原発の事故の報道があってからのドイツでの危機感はすごかったです。「一刻も早く日本を脱出しないと!」というような雰囲気でした。
 しかし、日本のニュースを見ても、東京や九州にいる友人や知人の反応からも、それほど強い危機感は感じられず、情報面でドイツと日本とのギャップが大きすぎて、私はかなり戸惑いました。あるドイツ人の友人からは早速、「あなたの知り合いでドイツに避難したい人がいたら、是非うちを使ってって伝えて! 私の家は広いから受け入れられます」というメールが来ました。それに、数年から十何年も音信不通だったドイツ人やアメリカ人の知人たちから一斉にお見舞いのメールが来ました。この人たちの「思い」は日本にも伝わると思います。「思い」もエネルギーだと私は信じていますから。

 日本の政府要人の報告はもどかしく、接続詞や余計な謙譲語がだらだらと長く、結局何を言いたいかさっぱりわからないことがしばしばありました。私が同時通訳だったら、相当、困っただろうと思います。あの「現状報告」を通訳することは到底無理です。
 頻繁に耳に入ってきたのは、「ただちに健康に害があるものではない」という曖昧な表現でした。
「ただちに」の意味は? 1年後は? 5年後は? 政府はこれから先、放射能を浴びてしまった人たちのフォローアップをするでしょうか? 作業員のかたの「やけど」が普通のやけどではないことは確かです。始めのころ、原発で行方不明になった作業員がいるというニュースが流れたけれど、その人たちはどうなったのでしょう? 放射能汚染はなぜ怖いのでしょう? 

 先週、あるドイツの物理学者が言っていました。

「原子力というエネルギーは人間に向いていない」。


      この地球を守りたい……
     
「科学技術においては世界先端を行く日本であるのに、原発の事故が起きたではないか」と発言するドイツの政治家がいます。「日本が先進国であるのに」といつも言うので、私はその政治家を「であるのに氏」と呼んでいます。でも本当ですよね。原発の大事故が日本で起きるなど誰が想像できたでしょう?
 
 2週間前までは原発を推進していた政治家たちもさすがに勝ち目がないと悟ったらしく、意見を180度変えて原発反対を唱え始めました。今日、原発を推進したらドイツ国民からそっぽを向かれるのは間違いないからです。
 本来、10数年後にはすべての原子炉を廃炉にする予定だったドイツも、福島の事故直後に即、7基の原発が停止されました。一応3ヶ月停止ですが、99%このまま廃炉となるでしょう。ドイツ国内の原発がすべてなくなるのはもう時間の問題となりました。(とは言っても、今後ドイツで原発事故の恐怖が去るわけではありません。隣国のフランスではまだまだ原発反対の声が弱く、また東欧には旧式の原発がいくつもあるのですから)。
 
 一昨日ニュースは、北ヨーロッパ上空の大気に放射能に変動が観測された、と伝えていました。福島の原発の影響らしいです。
 原発の事故は、被害がその地域にとどまらず、地球規模の汚染を引き起こすのです。しかも何年も、何十年も、何百年先まで……。

日本の殺処分を安楽死だと勘違いしていませんか

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私たちができることがたくさんあります。1個人の力なんて小さすぎる、殺処分される犬猫はかわいそうだと思うけど私にはどうしようもできないって思っていませんか?

とんでもないことです。私たち1人1人のポジティブなパワーは、次々と波紋になって広がり、いつか社会に大きな影響力を持つに至るのです。

今日、これから。明日、学校で。職場で。家族、友だち、職場の仲間と話してみませんか? 

「日本の殺処分は安楽死ではない」という事実を。

もしも日本の殺処分を廃止することがまだ不可能だというのなら(私は不可能だと思いませんが)、せめて殺処分の方法だけでも、犬猫が苦しまないような方法をとることができないでしょうか?

犬猫たちは絶望のまま、薄くなっていく空気を吸おうと苦しみながら、やがてバタリバタリと倒れます。窒息死です。「眠るように死ぬ」のでありません。苦しみながら死んでいくのです。

日本の環境省のお役人は、これを安楽死だと見なしています。

どうかこの事実を、学校で、職場で、家庭で話題にしてください。
多くの人が事実を知ること。事実を知らせること。「犬猫がかわいそう」と哀れに思うだけでは足りないのです。

第一歩は、まわりの人に話す。

犬猫たちの、すばらしい未来につながるよう、第一歩を踏み出しませんか? 

犬猫を殺さない国があります

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ご存知でしたか? 世の中には犬猫を殺さない国があることを。

ドイツ、オーストリア、スイスがそうです。その国々では、ペットとして飼われた動物を「殺処分する」という概念が始めからありませんでした。「要らなくなったから死なせるなんて、そんな恐ろしいことはできない」と言うのです。

日本でそのことを話すと、「じゃ、要らなくなった犬猫はどうするのですか?」と、よく聞かれます。

「動物ホーム」に収容されます。(ドイツ語でティアハイム。ティアは動物、ハイムはホームの意)。私が住むドイツには大小合わせて800以上の「動物ホーム」があります。

なぜ「犬猫ホーム」と呼ばないのかって? それは、犬猫だけでなく、モルモット、ネズミ、ウサギ、チンチラ、フェレット、小鳥も収容されるからです。ペットとして飼われていた山羊や、豚がいるホームだってあるんです!

「動物ホーム」で、次の飼い主が決まるまで過ごします。

健康な犬猫やペットの動物を人間の勝手で殺処分することは法的にも人道的な観点からも許されることではない、と見なされています。

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